生きることは好きを形にすること

好きなものとか考えていることを形に残していく日記らしきもの。レビューも稀にする。

グッズ購入至上主義

へーい、推しが大好きなみんな~、元気かい~???
当方は推しの試聴が開始され、推しがDead or Aliveな恒例合宿に旅立ちました。今回も無事に帰ってきてほしい……(絶対帰ってくる)

試聴はこっち

rejetweb.jp


旅立ちはこっち

 

 

両方とも令和元年12月18日発売なのでよければ予約・購入よろしくお願いします~~!!!

 

はい、伏線から今の今まで病み散らかしております。泡沫です。
10月発売の人の翌々日=3期のCDのリリース記念日に伏線突っ込んで、2月のイベントの当らくと試聴前後にTwitterイベントぶっこんで、試聴直後に推しを拉致ったの、推しを推している人間に何の恨みがあるのか? と公式に絶賛切れ散らかしております。

正直生きた心地がしねえぜ、同担元気? 私、死ぬ直前。死んでほしいかもしれないけど、同担が(いろんな意味で)嫌がるだろうから頑張っていきますね。えへへ。
未だに倒れたトラウマ呼び出てくるんで10月発売の人のシチュエーションパート一切聞けてないんですが、これ、なんてバグ?
ということで、メンもへらって元気に考えていこうぜー!!!

 

今日のお題:ねえ!!! みんな!!!! グッズって買ってる!?!?!?!

 

なーんか、前に書いた気がしなくも無いんですけど、覚えてないことは再度書きます。当方壊れたスピーカーです。不要の場合は不燃ごみの日に捨ててください。

 

私は推しが一番、余力で声優様、あと時間の余裕があればもう一人ぐらい応援している兼業オタクなのですが、まあ、グッズ買いませんよね。
いや、語弊がありました。グッズ厨ではないため、それほどグッズは買いません。円盤もそこまで積みません。ほどほどです。……ほどほどだったっけ???*1

 

推しのグッズは何が何でも1種類は全部ほしいけど、ホロまでは狙わない*2。自引きできたらいいけど、交換でもまあ構わない。でも、交換が面倒だから自引きが一番いい。そして、「最低10個から」買えるなら買える限り買う、ぐらいのランダムが9割*3の世界の住人です。

なお、ランダムに対しての文句などない。だって、それが当たり前だから。9割ランダムだともう慣れたよね。ランダムじゃないと基本的にグッズがでてこない。

ランダムに文句言っていいのは「最低個数が100個のロット購入し始めてから」だと思います。無課金~微課金者に売り上げにまつわる話の発言権はない、と思っています。再販も求めるのなら、向こうの必要利益分確定で「買います」って言って買わないとダメだと思っています。

CD? あ、うん、特典集めていると無料でもらえるよね。でも、必要枚数以上は買わない派です。買う機会や布教チャンスがあれば迷わず買いますけど。私にはできないからこそ「推しのCDなら」って云十枚も買う人はすごいと思っています。そのCDどうしているんだろう? そして自分が死ぬときどうするんだろう? CDって一緒に燃やしてもらえないんだよなぁ……。

 

じゃあ、声優様はどれくらいかといわれると……グッズはほぼ買わないですね。いわゆる「きらきゃら(雑な検索よけ表記)」が苦手なんですよ。そして、キャラの話も置いとくと顔がそもそも好みではない。好意ブーストで「格好いい!」って思いますけどね! 好意も波があるので、まあ、なんというか、ねえ。

デザイングッズというか、某ブランドとのコラボ商品は好みに関わらず全購入していますし、きらきゃらではないグッズ系統で、声優様発信ならまあ買います*4。それ以外のライブグッズは「使う・使わない」判断で、使えると思ったら買います。軽率にライブ中にほしいなって思ったら追加します。

顔が好きではないといいつつも、ブロマもパンフも悩まず購入するし、雑誌もCDもほぼ反射で買います。

ライブやイベント円盤は悩むけど購入したいと思っていますし、出演作品の円盤は作品内容と特典内容によって買います。OVAなら迷わず購入します。

 

あれ、ほぼ買わないって書いたけど、レーベル以外の当人名義ならほぼ買っているような???

 

あ、推しと声優様以外のグッズはよほどじゃない限り買いません。切りがないし、ブーメランですけど、缶バッチとかアクキーに何使うんですか!!*5 何に使えなくてもほしいから買うんじゃボケ!!!! あえていうなら個人で楽しむ祭壇用だ!!!!

 

 

そんなこんなで、主に推しについてのグッズ購入見ていればわかりますが、当方「お金を落とす人こそ人権がある」と思っています。
他人にあーだこーだは言いませんが、顧客じゃない限り発言権はないと思っています。

なお、痛バ嫌いでグッズアピも嫌いという地獄在住です。なんでグッズを買うのかって買う以外の選択肢がわからないあほうだからだよ。あとコンプ厨だからですね。

 

とはいえ、私は「お金を落とす人こそ人権がある」ですが、「時間をかける人も人権がある」でもあります。じゃなければ、毎日リプライだとか毎月ファンレだとか、プレだとか花だとか、二次創作だとか、推しではない当ジャンル記事に対して1万字超えの感想とか書かないですよやだなー。人権作成するためにせっせかお金を払って、時間を費やしています。いやあ、人生のお金と時間が足りていない。

推しに対して推してはいますが、私を見ていると私と同担にはなりたくないだろうなと思います。だからこそ、ジャンルに金落としてほしいと布教に余念はありません。一番いいのは自ジャンルや自メーカー外のオタクです。みんな予備顧客! 聞いたことない? なら無償で配るし、無償で楽曲を聞ける方法もお伝えするから時間ほしいな! 過去に推していた? 今も楽曲は変わらず素敵だから、舞い戻って楽曲だけでいいから一緒に課金しよ💚 1曲250円! ちょっとデザート我慢しただけで数日幸せになれるよ! むしろ、私に好感抱いている全員黙って聞けと、男女問わずにやりますよええ。
無論、数が効力になるのならとTwitterのRTもいいねも頑張ります。新規が少しでも入りやすいように情報を集めるのも広めるのも辞める気もないです。推しを推さなくていいから、仲間になってほしい。本当に好きになればなるほど地獄だけども。正直ふんわり「好き~」って言っているだけのほうがいい。

最近現実忙しかったり、ちょっとだけ失望からの依存状態から離脱したりしているので、かける時間も減っているのですが、それでも時間はかけているほうだと思います。時間が減っていることで、愛が衰えてしまったのかと責めてくる自分がいて、しんどいです。

 

でも、推しに対しては、やれる限りなんでもやります。
お金を無限にかけることだけは富豪じゃないので難しいですが、それ以外ならなんでも。もう、何でもやらせてください。
最初に述べた通り、所謂グッズ厨じゃないので購入個数は強くないですが、時間をかけている人としてはほどほどのつもりです。両方掛け合わせて、頑張っているから人権がほしいです。

推しのことでは利益を求めません。
推しじゃないキャラクターのグッズで交換することはあれど、売ることはできません。私は大事にできないので、無償であげるから大事にしてほしい。

推しのことで時間を費やしても、それはそれで愛だと思っています。


重く、息苦しく、しんどく、誰に利益があるのかというと、推しではなくメーカーなんですけど。
それでも、私は私の自己満足と、「自分が推しのファンでいていい」という自分認定の人権がほしくて、推しのグッズを買うのです。
私と同じようなことを誰に強要もしないけど、私と"推しへの愛"で喧嘩したい同担の皆々様は、自由になる時間と使える金銭とそれの推しの消費量と新規顧客を増やした量と運で喧嘩しましょう。
大丈夫、グッズ厨や円盤積む派なら私よりも掛けている額は上だから、安心して金でぶん殴ってほしい。金で愛が買えるなんてすごーい羨ましい~。そういうときって、降りるときに後悔しないのか普通に疑問なんだけどね。生きている以上生存辞めるときは降りざるを得ないんだし。
でも、そもそも私は推しのTOになりたいわけでもない*6ので喧嘩売ってこないでほしい。勝手に買っているだけだと思うけど。

 

まあ、だから、「要らない」と思っているから買わないでいられる声優様のオタクしているほうがメンタル安定するんですよね。人権とかそんなの考えてないから~。
声優様が声優さんとして職を失っても、稼げなくても、正直どっちでもいいですし、「ほしいから買って」いるだけですしね。私がいるだけ害悪かもしれないが、ファンの一人に左右されない程度に頑張ってほしいものです。

推しへの感情も、これぐらいまで落ち着いたら、人生を生きることができると思うんだけどなぁ。あのアルミ会社のキャラガチ勢で缶バッジを買わない日って来るんだろうか……。

*1:大体の知り合いにグッズ度合いを説明すると若干ドン引きをうけます。

*2:うわさによると100個買うと20個ホロが入っているらしいです。6種×通常・ホロの全12種ランダムがいつもです。

*3:缶バッチ(ランダム12/6種・稀サイン入り有)4:一番くじ(ランダムABCD賞×6種)3:アクキー(ランダム6種)2:その他1ぐらいの体感です。

*4:某車、個人的にはほしくないと思いながら買ったくそオタク。ほしくないなら、買わなきゃいいのにね。

*5:といいつつ、某乙女ゲームの某キャラのUの抱き枕普通に予約したあほです。ピアスも買った。ビジュアル集も買った。後悔はない。ないんだけど、何かがおかしいな? でも、全然顧客を名乗れないです。

*6:声優様のTOもなりたくない。

Kiramune Presents リーディングライブ『カラーズ』感想

「え、タイトル間違ってない?」って思った方、ええ、間違ってないですよ。

 

去年のリーディングライブの感想です。
まあ、細かいことは置いといて、大半去年のうちに書いていたので新鮮()な感想を書いていきたいと思います。

 

 


本会場であるアンフィシアターで10月27日の夜公演を、都内某所のライブビューイングで10月28日の昼夜両公演見てきました。

総括的な感想として、朗読劇っていいですね!
元から「朗読劇っていい」って朗読劇が含まれるイベントの度に思っていたんですけど、リーディング”ライブ”であってライブ要素であるアンサンブルの方々の演出・映像や音楽による演出が本当に最高でした。出演キャストに興味がなくても声優さん方が好きな人には是非とも一見してもらいレベルで素敵なものでした。本当に中の人要素はカーテンコールと劇中一カ所以外はないので、基本的には演技を堪能できるので、気が向いたらよろしくお願いいたします。
というかどちらかというと、色んなレーベルで是非ともやってもらいたいなぁ。まあ、Kiramuneがリーディングライブとして権利取得していたら厳しいよなぁ……。よく知らんけど。

 

さて、新参*1からリーディングライブの説明を簡単にします。

Kiramune Presentsのリーディングライブは同じ脚本で、2組の出演者で演じられます。全く違う役者が同じ脚本に挑むので、アンサンブルやシナリオ、舞台演出は全く同じなのにも関わらず、声の出し方・演じ方がまったくもって全部異なるため、舞台がかなり違うものに感じられます*2

それが面白くて面白くて、アニメイベントの一プログラムでしか出会ってこなかった朗読劇ですが、朗読劇単体のイベントに行きたくなりました。本当に声優という職業の素晴らしさをひしひしと感じる素敵な朗読劇でした。

 

今年の公演は終わってしまい、また残念なことに今年のみならず過去のリーディングライブも円盤化はしていませんが、来年もきっとリーディングライブは行われますので、お時間ある方はライブビューイングで見てみるのはいかがでしょうか?*3
多分、きっと出演される声優さんのことをよく知らずとも楽しく見れると思います。

 

(なお、初見であんまり声優さんに興味ない方は本会場よりライブビューイングをオススメします。
私が出演するであろう声優さんのファンではありますが、倍率下がってほしいからとかではなくライブビューイングのほうが全体が見えるからです。

今回幸運なことに前列気味だったのですが一番端っこでして、映像演出に近いものが一切見えませんでした*4。本会場・ライビュを両方見た結果、リーディングライブは映像・アンサンブルの演出ともに楽しんでこそだと思います。割と全国各地でライビュがあったので、お時間ありましたら多分3900円で見れますので、来年よろしくお願いします。
(ライビュで残念だったのはフライヤーがもらえなかったことです。でも、のちに公式で配ったものを見せてくれたので、無問題だと思います。*5

さて、まあ、本題、2018年のリーディングライブ『カラーズ』です。
キャラクターや出演者情報の詳細は本会場のみで配られたフライヤーを参照ください。

kiramune.jp

フライヤーはロゴ直下にあるA4 2枚分(両面)になります。本会場に行くともらえますが、ライビュではもらえませんし、フライヤーが全公演終了後に公開される等の情報は一切ありませんが、2018年はこうして公開されたので、きっとこれからもそうなることでしょう。


そしてフライヤーには載っていなかった、シナリオはこんな感じ。
すっ飛ばしても問題ありません。円盤が存在しないので詳しく行きますよー!!

(後述しますが、シナリオを語るにあたり、2名ほど名前を出しません。ご了承ください)

「カラーズ」という悪党に対してのみ詐欺を行う義賊がいた。
そして都市伝説として「ドリームキャッチャー」という口座番号のみでスキミングを行うことができるソフトの噂があった。

その前置きをして話は変わる。
とある男(以降、緑川)の友人である灰原が自殺をしたが、緑川は灰原が自殺したことを信じられず、警察に再調査を頼む。しかし警察では素気無く断られ、意気消沈のところ黒部という刑事に話しかけられる。黒部曰く、「灰原さんは殺された」と。
どうやら灰原はとある詐欺集団にそそのかされて前述のドリームキャッチャーなるものを作っていたらしい。そして完成した暁に口封じとして殺されたのだろう、と黒部は語った。
黒部から「事件として再度調べるが、それはそれとして一緒に詐欺集団のもとに手に入らないようにドリームキャッチャーを探すのを手伝ってほしい」と頼まれる。
緑川は黒部の頼みに快諾して、灰原が残したダイイングメッセージを手掛かりに調査を行うが、犯人の面影はもとよりドリームキャッチャーはどこにもなかった。

そんな捜査の合間に緑川のもとに知らない人間から電話が入る。「黒部は危険な男だから今すぐ離れろ」と。黒部がその電話を取るが黒部が取った時には電話が切れていた。
黒部は「今のは灰原を殺した詐欺集団に違いない」という。緑川はその言葉を信じて、電話の言葉を無視して、黒部に協力し続けることを選んだ。

今の状態では埒が明かないと黒部はIT系企業に勤めている緑川に「灰原の電話の顧客情報を回収してきてほしい」と頼む。緑川は「違法だ」と伝えるが、黒部は「手続きはちゃんとするが時間が惜しい。事後承諾でよくあることだ」と伝える。
緑川は灰原への借りを返すべく、違法ながらも会社でくすねてきた数万人の顧客情報(就業時間内で灰原のみを絞り込めなかったため)をホテルにて黒部に見せた。その中から灰原情報を探すが、灰原の情報は綺麗に消されている。
黒部が一旦休憩しようという提案をし、緑川が酒を飲む。そして、黒部と緑川が灰原の話をしていると緑川がバタリと倒れた。

 

緑川が電話の音で目を覚ますと以前電話をかけてきた見知らぬ人から再度着信があった。それと同時に顧客情報流出+スキミングの犯人として緑川が容疑者となり、警察が取り囲んでいることを察する。「捕まりたくなければ指定の場所に来い」とその見知らぬ人に言われ、緑川は言う通りにして警察から逃げ切った。が、そのまま見知らぬ人たちに拉致られ、見知らぬ人(詐欺集団=カラーズ)のアジトへ連行された。

カラーズのアジトでは、カラーズは詐欺集団だが義賊であり、悪党である黒部が次の標的であること、カラーズのボスが灰原の父親で(義賊ではあるが)詐欺師だったこと、灰原がカラーズの一員だったこと、黒部が灰原を殺した犯人でありその証拠など様々な情報が緑川に降りかかる。
カラーズとしては、ドリームキャッチャーは既にこのカラーズの元にあるが、パスワードがないと使えず、そのパスワードの鍵は緑川のみが握っていると伝えてきた。灰原との思い出を振り返ることで緑川はそのパスワードを思い付くものの、カラーズが信用ならないとカラーズのボスであり灰原の父親であるシラサワとの面会を望む。シラサワはこれを快諾し、面会して、両者話し合いのうえ、緑川がカラーズの一員になった。(なお、この時点でシラサワ自身が末期がんであることも告げられる)

黒部を嵌めるために、黒部について調べていくと、黒部は重度のギャンブル依存症であり、なおかつ直前の賭場で大負けした腹いせでその賭場を潰していたところだった。
そのことから、次の賭場を探すだろうと当たりをつけたカラーズは実在するヤクザ(安田組)を名を勝手に名乗り、新しい賭場を作成した。
そして、その賭場にうまいこと黒部を誘い込み、そこでもう一つの手を打つことになった。
賭場で「半グレ(=暴力団に所属せずに犯罪を繰り返す集団)」の人を思いっきり叱責する姿を黒部に見せた。なお、その半グレはカラーズの一員である青柳が演じている。
青柳と黒部を接触させ、青柳の口から「安田組がボロボロであり、狙い目であり、黒部に安田の金を強奪すること」を提案する。そして青柳は「とある詐欺集団からドリームキャッチャーを手に入れた」とも伝える。「だから安田の隠し口座番号さえ知れれば、安田の金は手に入る」と黒部に囁く。
また、安田からの口座番号の受け渡しは、近々安田の誕生パーティーという名ばかりの賭け試合が行われ、その場で黒部が対戦相手になり、賭け試合に黒部が負ければいいという。確かに一時は安田の口座にお金を振り込むことになるが、そうすることで口座番号がわかるから、そこでドリームキャッチャーを使えばいいと提案した。
黒部はその提案に乗り、賭け試合に参加することに決めたのだった。

青柳はその報告をシラサワにするが、どうも青柳の歯切れが悪い。
青柳は昔、巨悪に恋人を殺されており、その巨悪の根源であり、実行者が黒部だったため黒部に私怨を抱いていたようだった。「黒部が憎い」と吐露する青柳に、シラサワは「憎しみでこの件に関わっているのなら降りろ」と告げる。頑なに降りようとしない青柳にシラサワは「弟子を取らないと決めていたが、そんな扱いやすいお前だから俺はお前を弟子にしたのかもしれないな」と告げたのだった。
背面ではその他仲間(緑川除く)が「青柳は感情的でミスをしそう」だとか「シラサワのおっさんは胡散臭い」だとかそういう裏切りを仄めかす内容があったのだが話が広がりすぎるので割愛する。

黒部を騙す決行日。
シラサワが体調不良気味ではあるが、そのまま実行していく。
賭け事の内容としてはカードゲームで、ディーラーの引いた数より大きい数を引いた方が勝ちというもの。*6
ディーラーである青柳がイカサマをすることで、目論見通りに安田が勝ち、黒部は安田に1,000万円を振り込む。
黒部と青柳がさてドリームキャッチャーを使おうとしたところでシラサワが青柳に向けて拳銃を発砲した。
青柳が慌てふためきシラサワに問い詰めるも、シラサワは黒部に「黒部さん、あんた騙されているよ!」といって1,000万円を持ってどこかへ消えてしまうのだった。

そこに警察が乗り込んで来る気配がして、残りのカラーズのメンバーも黒部の前に出てくる。
黒部は警察であり、カラーズは詐欺集団、そしてここは闇賭博場。双方言い逃れができない状況になってしまい、カラーズの面々は黒部に「闇賭博経営として捕まえてくれ。そしたら俺たちの刑期は軽い。その代わりに黒部のことは誰にも言わない。何なら金も払う」と頼み込む。1,000万……2,000万……5,000万と跳ね上がる中、緑川が「1億」と声をあげる。「おい勝手に」と止めようとするが「人生を棒に振るよりは安い」という緑川の声にカラーズ面々は黙る。
黒部が絞り出すような声で「わかった……」と返し、黒部自身の隠し口座番号を唱える。青柳が憎々しげに「恩に着るよ」といった瞬間に「警察だ!」という声が響く。

面々が地下にあった会場から地上に出ると、黒部は「どういうことだ」と声を出す。
どうやら会場である舞浜アンフィシアターに似た劇場に出てきたらしい。
ここにいる人(観客)は黒部にお金を騙し取られた人*7であり、どうやら先ほどの内容は劇として中継していたようだ。そして、どこかへ消え去ったと思われたシラサワが出てきて、事の顛末を話す。
最後にドリームキャッチャーを起動し、緑川がパスワードを伝えて、黒部の隠し口座からはお金が消えて、観衆の口座にお金が振り込まれたのだった(なお、会場にはドンキで買えるお札が降ってくる)。

絶望する黒部に青柳が銃を突きつける。カラーズの仲間がそれを止めるが、青柳が恋人のことを尋ねると黒部が「誰だ、それは?」と返す。
青柳は悲痛な表情で拳銃を下す。

最後にシラサワの隠しアジトにて、シラサワが死にそうな感じでお別れ会をする。
これからの生き方のアドバイス、何故黒部を殺さなかったか、パスワードはどういう意味だったのか。
そういう話をしたのちに、シラサワはドリームキャッチャーと共に火の中で死に逝こうとする。

だが、「以前聞いた話ではドリームキャッチャーは一度使えば消滅するのではないのか?」と緑川が問いかける。そこで慌ててカラーズの面々が火を消してシラサワを探すがそこはもぬけの殻。どうやらシラサワはプログラムを修正してまんまとドリームキャッチャーを盗み取ったらしい。

ということで、少年漫画の終わりさながら、カラーズの次回の標的は「シラサワ!」という形で幕を閉じた。

 

余談ですが、声の出演として、タイトルコールに近い何かを逆チームの青柳さんが、警察の声を逆チームの赤井さんが、ニュースの声を逆チームの黄金崎さんが担当しています。
ダメ絶対音感の持ち主だと、最後の踏み込んできた警察の声は担当チームのシラサワさんなので、あれはカラーズの自作自演だなとあの場で気付く仕様となっています。

 

シナリオの記載について。

意図して、黄金崎さんと赤井さんの名前を出していません。登場人物これ以上増えたら初見の人は正直読みづらいし、あの二人はメインストーリーにほぼ噛んでいないので省略しました。ブラフや疑心暗鬼やメインの人ではできないシナリオ補完スキルとしてはいい感じな立ち位置だったんですけどね。主演役と助演役の差ぱねえ感あります。

 

所感。

個人的には岡本さん演じる黄金崎さんが一番好きなキャラで、次は浪川さん演じる黒部が次に好きなキャラです。いやあ、ほんと、好みドストレートがそこだった!!

所感ですが、ストーリーとして同じもの三回見ると、録音録画がなくてもある程度概要の細部まで覚えられるんだなぁと思いました。話しかけられたら、あの部分ああだったよね!って返せそうな気がします。なお、基本的にはエンドレス自担の定点カメラだったので、出ているときの真逆サイドはさっぱりです。

めちゃくちゃ記憶に残っているのは「自担かっけえ、自担大好き」を除けば、この演技は好みで、こういう演出は苦手とかでした。

後述します。

 

 

AチームとBチームの比較と感想

Aチームは全体的に朗読劇ではあるものの演劇色が強めで、Bチームはストレートな朗読劇でした。
どう違うのかというと、台本の扱いと視線、動作の差です。

じゃあ、書いていきましょう! 個人の感想ですので、他人との感じ方が違うかもしれません。あと数人ほど感想書いてなかったので、1年後に追記していて、「お前本当に見ていたんか?」状態があるかもしれません。ご了承ください。

解釈違い絶対許さないって方は読まないでくださいねー。

 

Aチーム

すっごく演劇ちっくだった!!

青柳さんと黄金崎さんの演技が初日と変わっていると聞いて、あー、これ来年は全通したくなるやつだなって思っていました。チケットご用意されたい。ライビュでもいいから取り敢えず全部みたい。*8

 

青柳さんは初日と割と変わってるらしいから、それは見てないからわからないけど、黒部さんが憎いってのも巨悪が憎いと言うのも伝わってきたし、最後黒部さんを撃たなかったのも葛藤とかがありありと伝わって好きでした。
本当にラストの次のターゲットはシラカワさんだってときも、師匠であり、信念と心を救ってくれた相手だからこその葛藤が見えてめちゃくちゃ好きだなってなりました。
情に厚く、何故詐欺集団に入ったのか謎ではあるんですけど、情に厚すぎるから、なんですよね。それがダイレクトに伝わる演技だったと思います(2日目は)

緑川さんは、言葉にしにくい何かだったと思います。歯に突っかかる不気味さというか気持ち悪さというか得体のしれなさ。そこにいるのにそこにいなくて、明らかに話の中の主人公格であるはずなのに他人事に見えるというか。主体性がないように見えるというか。
素直に疑問なんですけど、なんでカラーズ入ったんです? 興味本位ですか? ってぐらい、灰原と親友というのが不安になる感があります。
出だしは暗澹たる感じだったのに、その感情を後半で感じなかったんですけど、逆に親友失って壊れた説あると思いました。

黄金崎さんは、くれいじぃ……そうきたか……っていうのが強いです。イッちゃってる人だ、という、なんだろう。個人的には引いてしまって、本当に感情移入も推察もできないぐらいシャットアウトしてしまったので……。ちょっと文字として残すには適切な感情持てなかったんです。申し訳ないです。(2日目の話)

赤井さんはこう、「あ! よくいるいる!」みたいな、そういう悪役になりきれない正義の人だなって思いました。ブラックジャック先生みたいんだなぁって思って、思って……。仲間を疑うのも「自分が損をするから」というより、「相手が傷つくから」というように見えましたね。

シラサワさんは老いる前はこれ絶対完璧無欠のボスじゃん……って思いました。今でも十分怖いんだけど、歳をとった分丸くなったというか、自分で潰すことができない分反撃されないように抑えているといった感じ。でも、歯向かうこともほぼ許されない絶対的強者のオーラはある。

黒部さんは基本的にひょうきんで親しみやすいのにも関わらずものすごい悪役になった時の豹変度合いが好きでした。あの豹変っぷりというか、心に寄り添ってくれる地域の警察のおじちゃんって思っていたのに、まさかの悪役とか信じられます? あれ絶対目の前にいたら、膝から崩れ落ちて「信じていたのに……」って泣くモブになれますよ??
悪役バレしてからの、貫禄ある感じと抜け目のない感じが好きで、「あ、貢ぐ……」って思ったのは内緒です。

 

 

 

Bチーム

自分の見に行った理由がこのチームのためで、正直逆のライビュはこのチームのライビュ見て、「同じ演目を別人が演じるのなら比較しなきゃ駄目でしょ」って当日券発券したからなので、こっちのチームの感想が長いですが仕様です。むしろこっちしかほぼ書いてませんでした。色々とお諦めください。

 

朗読劇のままなので((といっても、私は朗読劇単独公演に行ったことがありません。台本から視線は基本的には外しません。ただ対面で会話するシーン(緑川と黒部の喫茶店のシーン)や、訴えかけるシーン(緑川が灰原に向けて言葉を出すところ)等は、声のみの演技であっても「問いかけ」ることが大事なので顔が上がって相手役、もしくは観客、もしくは虚空に向かって台詞を演じていたように思います。

でも、記憶違いでなければ、青柳さん・赤井さん・黄金崎さんはあんまりそういう動作も少なかった印象です。無論、それがダメとかではなく。私が得点をつけるとか烏滸がましいのですが、文句なしの満点だったので動作が伴わなくても一切問題ないと思います。

身体全体を使った演劇ではないとはいえ、台本の持ち方にキャラクターらしさがあったようにも思われます。

赤井さんは傲岸不遜で自分の能力を正しく見積もっているタイプなので、台本を片手持ちでポケットや腰に手を当てたり、慌てているシーンでは両手持ちになったり。

逆に黄金崎さんはザ・ローテンションなクレイジーキャラだったので終始台本は片手持ち。姿勢も割とめちゃくちゃで、ダウン系していらっしゃいました。

緑川さんは基本真っ直ぐ両手持ち。椅子に座るときも足を組んだりせずにストレートに椅子の足に足を置いていらっしゃいました。Bチームの緑川さんの中の人は普段すぐ足を組む人なので、演じていらっしゃるというのがひしひし伝わりました。

黒部は完全無欠の傍若無人。ゆったりと黒幕オーラがあるのに、朗読の体は一切壊さない。もう貫禄の一言です。すごすぎて、役なのか本人なのかわからないけど、本人なのにそこには役が別人として存在しているというか。役のファンとしても、本人のファンとしても最高の演技だったと思います。個人的には演じるイベントにあたっての理想を見せていただいたと思います。
また、感情がほぼ平坦だけど、重要な時に僅かだったりものすごくだったり爆発する演技が好き。というか好き以外の褒め言葉を知らなくなるというか、そうですね……圧巻でした。圧倒されました。私に対してじゃなかったのに怯みました。
話に無理やり参加させられた感じがして、傍観者や観客にさせてもらえなかった。当事者にさせられた演技だったと思います。

シラサワさんは私の言葉では表現できないタイプなので誰かよろしくお願いします。え、本当に、あのタイプを表現できる言葉がない。私の中で逆らえないし、何か表現することの一切を許可されていないタイプというか、なんだろう、……ボス、なんだよなぁ。ボスの情報って吐くことは許されないじゃないですか? そういうタイプで、表現することが不可能なんです。朗読の体なのに、理想のボス。ボスの中のボス。行動を演じていらっしゃらないのにボス。以上。

シラサワさんは、井上さん当て書き感が強いと感じました。揺るがない強者で上司で頼れるし裏切ることなんでできない圧までは田中さんも合っていると思うのだけど、間合いとかが井上さんの方が個人的に好みです。あと最後の颯爽と走り抜ける感じは井上さんが最強すぎて。アクションに合わせた演技なのだと思うともー好き。言葉になりません。

 

服装も割とメモしていたんですが、公式のお写真見た方が早い。以上。

www.instagram.com

(それでも書くと)(Bチームのみです)
緑川さんは縦ストライプ目の真っ白のシャツに緑のボウタイですね。ちょっとゆるっとめの上下のスーツ(灰より)黒のブーツ寄りの靴だったから靴下は分からなかったです。残念。スーツの外ポケにはベージュか灰のチェックのハンカチがあって、内ポケには手紙っぽいものが見えたかな? ありがとう好きです。そういやヒール高めの靴がこれまた好きでした。

青柳さんはぴったりした感じのスーツでした! 光の加減かどうかはわからないけど青目に見えてネイビー寄りかな? とちょっと思いました。黒襟白シャツで青ネクタイ。タイピンは普通に銀。靴下は濃い青。群青かもしれないです。靴はハイカット。

赤井さんはロングめなスーツジャケットと白のシャツ。だけどその白のシャツの下から赤のシャツが覗いて「オシャレ上級者は着こなしが違うぜ」ってなりました。ロングジャケットも膝まで行かないぐらいの長さです。スーツはつんつるてんでふくらはぎ下まで見えて、真っ赤な靴下でした。
真っ赤な靴下だけど青のライン入り。諸事情でパンツが上に上がって膝まで見えたんだけど、足綺麗だという感想が残されていました。らしいです。靴はハイカットのはず。

黄金崎さんはだるーって着こなしててシャツ出してスーツのボタンも閉めてませんでした。記憶違いじゃなければ、半分出して半分しまっていたような気がします。黄色のネクタイはタイピンなし。結構ゆらゆらしてましたね。そのネクタイも割とふわっと結んでいて、まともな勤め人らしくなさを体現していらっしゃいました。靴下は見えにくかったけど、薄灰色と濃い灰色のボーダーだと思われます。

人工知能のとこ。

黒部さんの投げキッスも見れて、シラサワさんの投げキッスも最高だったけど、個人的にはウインクの方があざと可愛くて好きでした。
黒部さんに無茶振りする井上さんも盛り上がりました。それに対して青柳さんや緑川さんたちが口々に「そんな先輩に頼むことなんて恐れ多くてできない」って言ってるのはなんかもういい世界を見れたなぁって。わちゃわちゃしている声優さんたちを見るのは類に漏れず好きです。

緑川さんの「今なら人工知能の要望を理解できる気がする」「待って、これ自分の身を切らなきゃいけないわけじゃん」まで間があったこと私は忘れていませんからね。そういうところだぞ。


カーテンコール。

アンサブルの紹介を真っ先にしてくれたし、脚本・演出・スーパーバイザーさんへの感謝を忘れていないし、オタクが欲しがると理解してるからこそメルカリで売るんじゃねえって言ってくれて、だからこそ他の人も言及できたと思うし、仲間だけで盛り上がりすぎずいい締めだったと思います!

 

 

 

 

さあて、いつでも花畑になれない人の話です。耳が痛い可能性がありますし、「推しさんに誤りなんてない!」とか「他担が言うな!」って思われる方はそっと目をそらしてください。

 

 

シナリオについて

最後にまっじでド新参の某方贔屓で見に行った人間からの感想なんですけど、Aチーム不遇すぎません?

今回の話の発端が、神谷さんが井上さんをお誘いしてOKが出たから。つまりは井上さんを主軸にあてがきの作品ではないのかと。また、某ラジオで緑川が木村さんに対するあてがきだという話も出ていて、「あれ、これBチームのあてがき作品では?」感がすごくしました。

シナリオ作るのもお金かかるし、アイデア出すのも無料じゃないから、あてがきから始まってもいいと思うんですけど、なんだろうなぁ……。話す友達も話したい友達もいないので、私がド新参だからかはわからないんですが、あてがきで作られた作品を別役者で演じることが決まっているって矛盾すぎませんかね?

いや、あてがきで書かれたキャラを美味しく調理するのも役者冥利に尽きると思うのでありだとは思うのですが、なんか、こう、もやりました。

 

人工知能について

いや、湧いたよ? 投げキッスもウインクも嬉しいよ? うん、人工知能嬉しかった。Bチームはキャラの皆様が人工知能を湧かせたそうなので、一応は話の本筋からずれてなくて違和感なかったんですよ。自担がやったからっていうのもあるのかもしれないんですけども。
まあ、それ本当にキャラか? って突っ込みも内心あったけど。皆様がそういうのだったらキャラが大御所を立てたのでしょう。膝をついて、お願いしたのでしょう。

でも、Aチームの皆様。
キャラがファンサできないので、中の人に頼るはよくわからない。今、劇中ですよ?
キャラも中の人もできないので素が出てくるは、ちょっとなんというか、うん、もやっとした。それを強要した周りに。

Bチームがファンサ得意な人たちで、キャラの体裁を守りつつ人工知能の回す人がファンサ得意だったし、BチームがやったからAチームもやらざるを得なかったというのならば、それは本当にBチームが空気嫁って話だと思いました。

Aチームが初日昼公演でそういうことしなかったというのなら、個人的にはそっちのほうが偉いと思うし、すごいと思うし、推せると思いました。

あくまでも、上記は人工知能、もといライビュのカメラファンサについてです。

 

でも、中の人いじりと番宣は、正直言って、まじでないと思いました。

今、朗読中じゃなかったでしたっけ? 今、私は何を見に来たんですっけ? 今、声優バラエティでも見に来てましたっけ?

世界観を壊すぐらいなら人工知能しないでほしかったです。劇に没頭させてほしかったです。

あの瞬間に「この人たちはそういう人たちなんだ」って内心がっかりしてしまったのが余計しんどく思いました。劇よりも宣伝を重要視してしまうんだ、劇より中の人をいじってネタにして笑わせるほうを取ってしまう人たちなんだって思いました。

それがつらいです。今、2019年に思い返しても、あれは嫌でした。

いい演技で、個人的に推しがいないけど見てよかったと思った気持ちが、あそこで一気に「見なきゃよかった」って思ってしまったんです。感情をそのまま書くと、失望と落胆とその人の声優としての仕事に興味が失せた瞬間なんですけど。プライベートの炎上よりも深刻な仕事に対しての失望なんですけど。

2019年の今は、それからいろんなものを見て、知って、教えてもらえて、仕事に興味ありますけどね。


私個人の希望を言うのであれば、カーテンコールでいくらふざけようと宣伝を行おうと構わないです。むしろバッチコイ!

でも、なんというか、劇というシナリオは没頭して入り込みたいので、ない方がいいです。現実に引き戻さないでほしい。気持ち的には映画館で隣の人の私語が耳に入る感じ。私をあなた方の私語を聞きに来たんじゃないって思っちゃいます。

いろんな方の推しさんに対して怒ってしまったことは自覚しておりますが、でも、飲み込んで「皆さんの推しさんに悪いところなんてないです」って嘘を吐くよりかは、他担ですが、そう思ってしまう人がいることを気に留めてくだされば幸いです。

私の追いかけている人もよく他人いじりをネタにしますが、あれ見るたびに不快になります。指摘はできないファンですが、すべてのファンが喜んでいるわけではないので、お気に留めてくだされば幸いです。

 

 

そういえば

「カラーズ」とリンクしていると噂だったので、同レーベルが作ったドラマ「スーパーチューナー」も全部見ました。

www.wowow.co.jp

 

井上さんが闇カジノに出入りして堅実な掛け方をしていることや、そこでのディーラーが岡本さんであることを鑑みると、なんというか「Bチームの世界線の「カラーズ」とリンクしているのでは?」としか言えなくなったんですけど、他に見た方はどう思われたのでしょう?。

まあ、緑川役である木村さんが薬の売人で捕まったりしているので、全部が全部一致はしていないんでしょうけど、ベースの世界線はBチームのほうにしか見えなかったです(個人の感想です)。

 

別に悪くはないと思うんです。でも、そういう依怙贔屓が見えるのが私からすると違和感甚だしいってだけです。
色んな人が色んな人を推していて、仕事があって見れるだけありがたいのは事実なんですけど、私の推しがそうした依怙贔屓の何かに巻き込まれるのだけはやっぱり嫌だなって思います。仕事は選べないんですけども。私は推し当人ではないので、推し当人としては依怙贔屓されたことを喜んでいたり、依怙贔屓されている人を見て喜んだりしているのかもしれないですけどね。

 

 

最後に

 みんなが満足する作品というのは難しいと思うので、私が完全に満足しなくてもいいと思っています。

それに概ね「とても楽しかった」と思いましたし、「来年も見るぞ!」と全公演の応募と一般販売の挑戦して、結果千葉公演は全部見ます(ライビュ含む)。

それぐらい最高のイベントではあると思うので、よければ来年もよろしくおねがいします。そしていつかは円盤になりますように。声優さんの本領である朗読劇をもっと布教できるすべをください。

現状ライビュにつれていくのも難しいんだからな!!!!!

 

今年の感想いつ書こうか。

kiramune.jp

*1:去年のリーライ当時はFC入って4ヶ月とかですね。

*2:個人的には舞台が異なったものには見えたとは言い難いですが、よくそういった言葉を耳にしたのでそう書きます。私的には声優さんの演じるスタンスや得手不得手、キャラクターとの向き合い方が違うなと思いました。

*3:今年2019年から大阪で4公演、東京(舞浜)で4公演になり、東京公演は全てライブビューイングを行いました。http://kiramune.jp/live/reading2019/liveviewing.html まだ場所によっては見れると思います。来年も継続するかはわかりませんが、直接見る機会が増えることは嬉しいですね

*4:なお、俗にいう推しの定点カメラしていたので正面にいたからといって映像演出を見たかは謎。

*5:個人的には芝居タイトル以外一切わからない状態で2時間近く拘束されるの正直博打すぎるのでどうかと思います。それが醍醐味って言われると、慣れでは?と。今までそれで来て、これからも受け入れられるからそれで行くのだと言われても新参としては納得いきませんでした。

*6:これディーラー引かなくてもよくない?って思ったの私だけですかね

*7:という設定

*8:2019年は千葉公演は全部ライビュがあったので全部見れました。普通にライビュ抽選で落ちましたけど。

天国と地獄。こじらせオタクの悩みごと。

いえーーーーーーーーーーーーーーーーーーーい! みんなーーーーー元気ーーーーーーー!?!?!?!?
あ、こうして出だしが元気なときほど、反比例的に元気じゃないです。泡沫です。


いやあ、お察し案件についてお察ししていただければ幸いなんですが、「そこまでお前に興味ないから知らないよ!」って人に説明いたしますと、推しが、推しが、出てきそう。推しがイベントの舞台に立ちそう。え、推しが? 推しが立つの??? え、推しが3次元になるの? ならないね、落ち着きます。

はい、ご存知の方はご存知、私の推しは2次元バンドマンなんですけど、そんな彼が所属する会社の親会社(と便宜上読んでいる)であるメーカーのフェスの告知が出ました。やったね! 今回も全通できるようにがんばるよ!

って、意気込んで画像見たらちょっとよくわからないことが書いてありました。


え? EDで見るのが大好きな4文字が並んでいる……?
推しの横にあると一番嫌いな4文字が並んでいる……?????????


とりあえず、息を止めて、見ましたが、情報は変わらず。
何分見ても文字は変わらず。
いや、逆に変わったら変わったで発狂待ったなしですけどね。SANC自動失敗です。アイデア成功なんで、一時狂気の顕現です。それとも恐怖判定ですか? 自動失敗ですよね、わかります。


今思うと「名前の漢字間違えてないか?」とか色々気持ちの逃げようあった気がするんですけどね、日程見て、(1日だけ参加)あたりが逃げようがないレベルで声優様感ありましたね。逃げれないですね。うわー、嘘じゃん。嘘? 嘘だよね? 嘘だといってよ、バーニィ

 

私は推しがものすごく好きで、ちょっと悪目立ちどころじゃないぐらいに好きで、いやはややべえレベルで好きなんですけど、推しを取り巻く環境が地雷で苦手で地獄と化しています。
公式の扱いが無理だし、公式の彼女が無理だし、公式の精神病への対応が無理だし、同カノが無理だし、最後に中の人が本当に地雷。マジで無理。

いや、何を言っているんだという話です。

推しが好きで、推しを求めているうちに声優様のことが好きになったのに、推しに関しての声優様の一挙手一投足が無理。え、あそこまでガチ勢のファンへの地雷踏み抜ける人いる???*1

あ、勘違いしないでほしいんですけど、割と普通に「推しの彼女で中の人も好き」っていう人は多いし、「中の人が好きだし、推しも好き」っていう人も多いですよ? というか、観測している限りそっちのほうが多いですね。「推しが好きすぎて、中の人地雷」って言っている人一人しか見てないし、「推しが好きで、中の人も好きだけど、推しに関しての中の人は地雷」とか言っているのも私以外見たことないです。観測範囲が狭い可能性もありますけどね。
でも、「(中の人)さん、参戦おめでとう!」って言われている、推しの彼女やら推しのファンがめちゃくちゃ多かったし、推しや他キャラ一切言及なく、「(中の人)さん、初参加おめでとうございます! 私も初参加です!」っていう人がめccccccccccっちゃくちゃ多かったですね。いやあ、わかるよ。わかるけど。見ると不愉快になるタイプで本当にごめんな!

 

前回、最初で最後のフェスだと思っていました。最初で最後の推しに会える機会だったんだろうと、そう思って参加しました。
それの感想がこれです。

真っ当Verliertoadash.hatenablog.com

 

発狂Ver
liertoadash.hatenablog.com

 

 

いやあ、面白い事件でした。期待はしちゃ駄目ですね。

で、もう二度と会えないだろうと覚悟していたわけですが……。

えーーーー、まさか1年と半年で会えると誰が思った~~???
2017,8,9は全部1月だったじゃ~~ん。正月に仕事したくないって言っていた人くるとは思わないじゃん~~。というか、え、2013年には人気キャラ演じていた人が今まで出なかったのに、今年来るとは思わないじゃ~~~ん。はっはっはーーーーー。ねえ、誰が呼んだの? あ、私ですね。


どうしても、自ジャンルのフェスで心残りが多すぎて、台風が来て、公演短くなって、推しに初めて会えたのに。初期の継続メンバーで、出なかった推しが初めて出てきたフェスがあんな形で開演されて、強行されて、ありがたかったけど、そのあとあんな幕引きされて、私がどれだけしんどかったか。そして、推しのライブがあんな形でどれだけ苦しかったか。
ほしい曲もあった、もっと推しでいてほしかった、推しに会いたかった、でも、会えなかった。

そして何より、バンドマンとしての推しの魅力を見せれるライブが台風で電車が20時で止まるとされている日でいいのかって、思っていました。もっと、もっと、同担やオーディエンスだけじゃなく、声優さん方のファンなどの機会とタイミングの合った人にちゃんと見てもらいたかった。


だから、願いました。
声優様に。「推しの歌歌うのが楽しかったと思ってくださったのならば、フェスにご出演していただきたい」と。
だって、メーカーは頼むだろうけど、結局声優様が許可してくれないと叶わないから。
地雷だし、もう二度と声優様が推しを演じるという「推しが現実にいない」と突きつけられるのは嫌だと、思いながらも、願いました。

人生矛盾だらけなので、今更行動に一貫性がなくても、いいんです。

地雷だし、無理だし、嫌だけど。
でも、やっぱり、声優様が推しを演じてくれることに、どれほど言葉を尽くしても感謝できる気がしません。
たとえ、推しの名前を冠して出てきたときに声優様にしか見えなくて、涙止まらず血反吐吐くことになっても、それでも、やっぱり私ができることは、感謝を言葉にして見るかわからない手紙にして届けることと、推しのオタクとして、声優様のオタクとして物販で購入し、会場のどこかの席を埋めることだと思っています。

既に「ご出演してくださってありがとうございます」のファンレターは書きました。あとは事務所から声優様にお届けしてもらうのを待つだけです。


ああ、本当に、ご出演してもらえて、本当に本当に嬉しいです。
たとえ、推しに関して地雷であったとしても、ほんとうに、ご出演していただきありがとうございます。

 

(同担と同担へのお怒りは気分により検閲によって削除されました)

 

出演だけで「私信!?」って湧けるので、ファンレターに書くって大事だなって思いました。
チケット戦争頑張ります。

パンフ楽しみだな。とりあえず保存用に2部買うか。

*1:ふと、つい最近中の人がキャラファンに神経逆撫でした事案思い出しましたがそっとじ。

推しに対する願い事

ハローマッスル! 肩に什器乗せてますか?
私は某お祭りのときから3日に1回のペースですが筋トレをしています。なお、ダンベル何キロ持てる?と筋プルとTwitterで回ってくる内容以外はしていません。
で、疑問なんですが、太ももが太すぎるため「内転筋鍛えたら足が細くなる」と聞いて鍛えていたんですけど、あれ、筋肉ついてきた割に脂肪が消えてな……ハローマッスル! 筋トレ楽しいです!!!


なーんて、お前数ヶ月放置していたのに変わらないテンションでお送りしております。
推しのオタクで、声優様のファンの泡沫です。あ、相変わらず好きです。推しは増しませんが、自担以外の現場に行くことも稀にありそうな気がしてきました。いろんなものに対する興味を持つ気力が復活してきたので、内心自分を褒めております。

今回は「好きな人」(推しやら自担やらその他諸々)についての願い事について。


というのも、実はほんのりとそういうことを考える機会がありまして。推しに対しての同担の発言とか、どこぞやで見かけたブログとか。


「”推し”にああしてほしいと思うこと」について考えてみようかなって思いました。


私は推しには願うことがありません。
推しが「死にたい」といい、本当に「死」を望むのなら止めません。できれば、一緒に逝かせてほしいとは思いますが、自殺教唆は二次元キャラクターである以上、絶対にあり得ません。というか、「死」を望むことも、お金を生み出す成果物である以上、ないでしょう。死んだら終わりというわけではないですが、今後に一切関係ない「死」はコンテンツの終焉であり、お金稼げなくなりますし。

ああ、でも、もうちょっと「興味ない他人にも優しくしてほしい」とは思います。
私が「興味ない他人にも優しくしたい」人なので、自分の理想に近づいてほしいという願いは少なからずあります。
あと、できればTwitter辞めてほしい。

 

ん、思ったより願望があるぞ???

 

発言した内容が30秒で判例出てきてしまうほどに、他人に一切期待をしないことって難しいと思うんです。
自分でも自分の理想通りに動くことができないのに、いわんや他人をや。

全くの他人であっても、好意を抱いてほしいとか、エンタメコンテンツになってほしいとか、サンドバッグになってほしいとか、一切興味を持ってほしくないとか、その感情がプラスであれマイナスであれフラットであれ、何かしら望むものです。

じゃあ、無関係の他人ではなく、知り合いなら? 好きな人なら? さもありなん。
そういう人に対しても望むことがあって、そりゃあ当然だと思います。
「幸せに生きていてほしい」とか「笑っていてほしい」とか。もっと婉曲に言うと「できれば、自分の望む行動を取って(愛して・演じて)ほしい」とか。


じゃあ、それが悪いかというと、絶対悪くないと思うんですよね。
そういう願いや望みがあるから関係を続けているのであって、一切なくなればいてもいなくても変わらない存在と等しいのですから。興味がある以上、何かしらの期待があって当然だと、私は思います。


では、なんでこんなこと書いているのかというと。
推しに対して、願望を直接伝えている人がいたから、です。*1

その同担が、願望というか、不満をお伝えなさっていて。
その人の推しへの好意とか、熱意とか、個人的には好きだったんです*2。好んでいたんです。
でも、なんというかなぁ。それを推しというか、Twitterというか、現実世界にいる人に伝えても無駄じゃないのかなぁと思ったんですよね。
無駄なことを、他人にも見られている場所でやるの、空しくならないのかなって。


じゃあ、これが推しというか2次元の人でなかったら、と考えて。
伝えるのは無駄ではないけど、それは押し付けではないのか、と思います。

 

相手が近しい人──家族や友人や恋人なら、自分の願望を伝えて、相手に努力してもらって、自分の願望と相手の行動の妥協点を取るのは、関係を続けていくためにはとても大事なことだと思います。
むしろ、伝えず、察して変わってもらおうなんて言語道断。よろしくない。

でも、私たちオタクやファンが願望を伝えているのは、別に親しくも何にもない人、なんですよね。

とはいえ、顧客ではあるのである程度リサーチのためにお伝えするのはありなのかもしれません。でも、それをどこに伝えるのが妥当かというと給与を支払っている人、なんでしょう。*3

そういう代表取締役やマネージャー、「推し」ではない他人に見せても問題ない文章・内容を心がけて書くというのは、悪くない手だと思います。
だって、一個人の声が重要視されることって、顧客という立場を考えればないじゃないですか。自分の声や要望が通らなくても、それ以外の人が顧客でい続けるのであれば、それは自分が間違っているのだと思います。法律や倫理の良し悪しではなく、その企業の方針に自分が合わない、顧客ではなかったという話です。
ですが、ある一定の1ではない声が企業や代表に届いたら? かなりの数の真っ当な意見である投書が届いたら? そして、無視し続けると利益が損なわれそうな数ならば?

そこで「変われ」と命じるか、当人の好きにさせるか、そこはその人たちの判断で、なおかつその命令に従うかは当人の判断でしょう。

一個人の意見なんて、本当に無意味だと思います。どれだけ大事な顧客だったとしても、大口の株主でもない限りはその一個人にかまける企業は普通に繁栄できるとは思えません。

でも、だったら意見を言うことが無意味かというと、それこそ最初に言ったとおり、無意味であるとも思いません。
しかるべき場所に、しかるべき方法を取って、しかるべき言葉遣いで伝えれば、それは高確率で誰かが汲み取ってくれるでしょう。


だから、”推し”に何か思ったら、それをマネージャーや代表取締役にまで伝えられる意見かどうかを吟味して、しかるべき場所に投書をしたほうがいいと、私は思います。

 

さーてねー、推しのTwitterとグッズと企業のありかたと閣下の運用について、めちゃくちゃ意見があるのでしたためてきます。紙媒体のキャラ設定込みの販売で限定300個で再販なしとかふざけてんのか。普通に切れ散らかしたわ。しかも、キャラクターに言い訳させんなよ。ふざけてんのか。

*1:まあ、同担のリプライを見なければいいだけの話なんですけど、同担さんは同担ってだけで悪意を向けてくるので、つい、揚げ足とか弱みとか知りたくて、つい。
正直、ガッツやグッズ沼の明らかに愛情が重い人たちより、同担ってだけで悪意をもつ人が嫌いです。悪意を持つだけなら個人の自由なんですけど、それを見えるところに表す人が嫌いです。「ブロックしてもいいけど、あなたが推しにリプライを送る(=公開垢)である限り、IDと名前とリプライの癖を覚えて見てやるからな?」と思っています。

*2:ブロックされていることを除いたら

*3:「推し」が社長だとか、フリーという人がほどほどに思いつかれて、何ともいえない顔になりました。