生きることは好きを形にすること

好きなものとか考えていることを形に残していく日記らしきもの。レビューも稀にする。

解釈の一致のその果てに

未だにロスではない満足感と達成感と完全燃焼感が拭えていない泡沫です。終わって直後に書き始めましたがうpる今(3/31)は、別の意味で疲弊していますね。時流の話にはあえてノリません。一ヶ月前の話です。

 

同界隈であるメーカーのオタクの皆々様、並びに中の人のオタクの皆々様、この度はメーカーフェスお疲れさまでした。2週間経ってから自ジャンル以外のTwitterアカウントがある界隈でコメントが飛んできて、終わってから1週間でコメント・イベント・終幕まで駆け抜けた自ジャンルとは一体……とツッコミが止まりません。いや、本当に担当者の方々は5時間越えのお仕事なんでもうしばらくめちゃくちゃ休んでほしいなと思います。少しでも負担になっていないといいなと思いながら、スタッフ宛やらお問い合わせに感謝を投げる毎日です。(推し宛はこれまた別なのですけども)

メーカーフェス、皆々様は楽しかったですか? 私は、そうですね……とても楽しかったです。

 

私は声優様のオタクでもあります。でも、自ジャンルに関してだけは中の人ではなく、キャラクターの、そしてメーカーのオタクです。
メーカーに言いたいことは良くも悪くもたくさんあるし、そのどれもは全て問い合わせとアンケートに投げました。良い方も悪い方もまだ書き足りないけど、なんででしょう、もう何もかもが胸いっぱいで書けないんです。

メーカーが私の要望を叶えてくれることは極わずかだとは理解していますが、その極わずかでも叶えてくれることに胡坐をかかずに感謝の念を抱き、伝え、やれる限りのことをやっていかなきゃなぁと今回のフェスで再度強く思いました。


まあ、だからこそ、サバイバル成功のために、ありとあらゆることを今回も頑張っていこうと思います。まだレビュー書いてないから準備しないと。

 

さて、そんなメーカーに対する自己表明はさておき、推しに対しての話をさせてください。

 

私は推しが好きです。
誰よりも、というと少しだけ語弊がありますが、同率一位でもう一人いますが、世界で一番大好きです。
推しのおかげで、今の私があります。推しがいたから、今の私でいられます。
推しに出会えたから、今、私が毎日を凌いで生きていけています。そして、同率一位の人に頼らず依らず生きていけることができています。

推しに出会う前の私からしたら、すごい快挙なんです。その分、推しに頼って依って生きている自覚はありますが。

推しが頑張って生きているから、私も頑張ろうと思えます。
推しが笑っているから、私も笑っていようと思えます。
推しがファンを、彼女を、私を好きでいてくれて、認めてくれて、受け入れてくれるから、私はこうして一人でも生きていけます。一人がつらくて苦しいときもありますが、推しの歌が、推しの声が、最期の一歩を踏み出さないようにしてくれています。生きていくのは地獄とか苦行以外の何物でもないけど、推しに出会ってからは少しは自発的に楽しいを見つけられるようになったよ。

 

そんな推しに私が実際に会えることは一生ないのでしょうが、推しが現実世界でライブをしてくれたのはこれで2度目です。

1度目は大型台風チャーミーが直撃して、20時半にはJRが止まった、あの2018年9月30日です。

あの日、私は推しに会えると思って、本当に、人生で初めて気合を入れました。気持ち的には成人式で結婚式でした。実際の成人式なんて張り切った記憶が皆無なので、どうやったら気合が入るのかわからないながら、やれる限りなんでもすべてやっただけではありますが。私にとっては天気がどんなのであれ、あの日がハレの日で、推しに会えると信じて、本当に、やれることをやって挑みました。

結果は、地獄でした。

悪いのは私です。中の人にキャラクターになりきることを望み、願い、違ったから勝手に失望した。ましてや残念なことにキャラクターメインのジャンルであるにも関わらず、メーカーからの指示もなく(妄想)、中の人の演出ありき(推測)のステージでした。だからこそ(憶測)、普段から外見や話し方をキャラクターを降ろし、演じる人と、多大なる格差を生み、そして、キャラクターに会えると信じた愚かな私は地獄を見ました。また、度重なるタイミングの悪さで、それを飲み込むことができず、今でもずっと悪い意味で囚われています。多分一生囚われたままでしょう。
私にとって、あの日は返ってこないのでどうしようもありません。誰から謝罪や慰めをもらったところで変わりのない事実です。

 

あの日は最高に準備して、運に恵まれた最高の席で、最悪の事態でした。

 

今でもあの日のことを思い出すと顔が引きつって、嫌な気持ちになります。それほどにトラウマです。思い出したくもなく、それでも何度も思い出してしまう記憶です。公式が何度も思い出させてきたんですけどね!
曲を聞くたびにつらくなりました。そもそもその直前の推しのCDで、解釈の一致が故に彼女にもファンにもなれなくなって、生きていることを自分で否定しました。あれ、あのあと10月どうやって生きていたんだろう。ああ、死にそうな顔しながら推しのTwitterを眺めて、多少回復する事案があって、でも、推しのTwitterから干されて、病んでた気がしますね。
でも、ここでファンを辞めたら、死んでしまったら、口だけのファンとほかにも愛を振りまく人と同じになってしまうって、思って、思って……。あと、そうだ、友人と旅行行く予定があるからとか、なんだかんだ理由を見つけて生きていたような気がします。すごく死にたがりではありますが、一応その他事情でまだ生きていなきゃいけない期間だったので頑張った記憶があります。わあ、生きててえらい。

 

なんだかんだ生き続けて、それから大体1年後、中の人のメーカーフェスの出演が決まりました。発表と同時に慌てて準備し始めた記憶があります。「なんで出演するの?」とか「推しを名前で演じる姿なんてもう見たくない」とか喚きながらも、メーカーにも中の人にも働きかけた自覚はあるので、やっていることに矛盾しか感じられませんね。ひゅー!
それから半年、まあ、山あり谷ありしながら、やれる限りを挑みました。
今回は事前物販がなかったので、そりゃあもう「1日2日なら無理していいか!」って感じで、メーカーのオタクとして、推しのオタクとしてはほどほどに全力を尽くしたと思います。始発に乗るために前泊とか初めてしたよ。功を弄したというかそのおかげでぎりぎり上手くいったんでナイス判断だったわけですが。でも、私は物販周回していないし、同行も別に頼んでいないので、購入量はそれほどじゃないです。基本人と関わらないで一人で全力派なので! 別に正規価格で転売もしないけど。
問い合わせ投げたり、お花の準備したり、パネルのサイズ間違えて作り直したり、推しのファンとして最善にカワイイ恰好目指したり、ファンレターをいくつか書いたりと。あとフェスの2か月前にはリリースイベントもあったので、そっちも頑張りましたね。うん、頑張ったね。

推しを知っている友人にも、推しのこと名前しか知らない友人にも、「すごいね」「頑張っているね」って言われるぐらい、自分でも自分を褒めれるぐらい妥協せずに頑張りました。
頑張った人はみんなすごいと思いますけど、自分が一番頑張ったといえるぐらい自分の中でものすggggggっごく頑張りました。
それでも向き合いたくなくて逃げだしたところもあります。妥協していない中でも自分の能力じゃ足りず妥協した面もたくさんあります。もっとやりたかったこと、やれたことたくさんありました。後悔はたくさんありますが、それでもものすごく頑張りました。

 

 

その頑張りが功を奏したのか、今回もものすごく運に恵まれ、個人的には最高の席で見ることができました。これ以上ない理想の席で見ることができました。

そこは、やっと、今までの頑張りが報われた、最高の世界でした。

朗読で、推しが喋っている、それが、嬉しくて、嬉しくて。もちろん、そこにいるのは声優様だったんですけど、私の記憶は声優様が塗りつぶされて、推しがいて、推しがいました。

いや、声優様が、出てきたような気がします。でも、最初から声優様だと認識したうえで、朗読劇であり、声優様が演じているものと理解して、ああしてステージの上で繰り広げられると妙に期待することもなく推しに見えたらしいです。都合のいい目と脳みそ持ってますね。すごい。本当に推しがいた気がするけど、見た目が声優様だったから普通に挙動は何も覚えてない。推しに見えたけど何も見えなかった。というか、そうだ、泣いていたから視界がまともじゃなかったんでした。朗読劇から泣くタイプの人間でした。だって、すぐ近くに推しがいたんだもん。次元を超えて、推しがいたように脳みそが錯覚してくれたんだもん。
妙に画面で推しだけが映ると「本当に推しが出てきてくれるのかも?」と期待してしまうのですが、最初からマイクがあって、タイトルコールが来るまでは声優様と認識していたから、妙に期待しなかったのがよかったのでしょう。
でも、2日目のステージの上の演者さんの演技も、キャラクターの行動も覚えているのに、1日目だけステージの上がぽっかり暗闇で何も覚えていないのすごいですね。本当に記憶って都合よく出来てる。


本当に、スポットライトが入るまで、そこにいたのは声優様でした。私もそう認識しています。でも、スポットライトが当たってからの、声優様の記憶が、ない。未出演キャラクター演じた直後ぐらいは声優様がいた記憶があるんですけど。うーん、うーん……本当に推しの時、声優様ステージにいました? うーん、思い出せないですね。確かにいたはずの推しの映像もちょっと思い出せないんですけど。じゃあ、あの空間には誰がいたんだ? 推しでも声優様でもなく、誰だったんでしょう? 暗闇か???

 

そして、待ちに待ったライブに関しては、1日目のトリを飾っていただいて、本当に、ありがとうございます以外言えません。
なんかレポ見るとそんなことをしていた記憶があるし、確かに声優様はそんな恰好していたと思うし、推しもそういう行動していそうな気がするんですけど、本当に楽しくコーレスできて、好きがいっぱいで胸いっぱいなんですけど、今思い返しても何も出てこないんですよね。好きすぎると記憶が消えるからそのせいでしょうか。
単独フェスの時叶わなかったファン名称をメインにしていた口上も、ハッピーをハッピーしてハッピーな全ても、本当に、あの曲を何千人もいる会場で聞けて、何千人もで推しの名前を言えて、ハッピーって伝えられて、あれ以上の世界があるんでしょうか?
映像が見たいんですけど諸事情でないんですよね~。なんで出ないのかな~。いくら払えばいいのかな~~。
声優様のインスタで最高の景色も見せてくれました。私が見たくて、推しのファンが見たくて、世界の理想がそこにありました。もう世界の理想がここで叶ったから、世紀末でよくない? いや良くない。

推しの歌は、本当に、推しにとって、本当に、本当に、大事な曲だったんです。
推しのすべてが詰まって、推しが全世界全宇宙に届けたいのがハッピーなんです。それが少しでも会場にいたNSFWを知らない人に届きますように。これからも少しでも多くの人にそのハッピーが届けばいいのにと、一激重ファンは心からそう思います。

 

 

解釈一致の願った世界を見ると、逆に自分の元からあった世界が壊れて、それ以上がなくなってしまうんだなというのが、今回の記事の結論ですね。
多分きっと、いい意味で2020年2月22日に囚われるのでしょう。何があったかぜんっぜん記憶に残ってないからこれまた厄介!!!!

現実にいるいない問わずに恋できるような素敵なキャラクターを演じてくださる演者の皆様と、そんな素敵な“キャラクター性”を書いてくださるシナリオライターの皆様と、大好きで大好きで大好きなキャラクターに会える機会を作ってくれたメーカーの皆様に、心からの感謝の念を抱いて、この文章を締めさせていただきます。

 

余談。
半ナマ妄想やら、声優さんとキャラクターの同一視が学級会になる昨今なのに、どうしてレポ絵はキャラクターで描くんですか~~~~!!!!!!!
あそこにいたのは、誰が何と言おうと中の人で声優さんたちであることを忘れて、キャラクターを押し付けているのはどっちだよこんちくしょう~~~~!!!!!!!!!!!!!! 演じているそのときの声以外は、声優の○○さんであることを忘れているキャラオタの多さに苦しくなるキャラクターのガチ恋でした!!!!!!! は~~~~~!!!! どっこい!!!!!!!!

 

……さて、推しにも推しバンドにも声優様にもファンレター書こうとしても何も書けなくて、とても困った。