適当にゆるふわに考えていたこと(メディアミックスについて)
片手間に某映画について考えていたので、簡単に呟いていたらすっごく真面目な真摯なご意見もらって、書き方悪かったし、主張まとまらなくなったし、勝手に凹んだのでまとめて考えまとめます。
◎自分の主張要約
※メディアミックスは漫画化、ノベライズ化、アニメ化、舞台化、実写化全てを含む。
昨今の何でもメディアミックスの流れが嫌い。
でも、原作至上主義なので、原作を大事にしてくれるメディアミックスは好き。
話を聞く限り、人気な作品は原作を大事にしてくれるメディアミックスだと考える。
私は何故、原作を大事にしてくれているはずのメディアミックス(特に舞台・実写化)にハマらないのか?
なんですが。
その間に
「原作ファンとアニメファンについて」とか
「一つの原作を色んな会社でアニメ化してほしい」とか、
声オタで3次元化に耐えられる(むしろ歓迎)派と何がどうあろうも耐えられない派があるような気がした。私は耐えられない派です。
— 泡沫 (@stargaze_tear) February 5, 2019
>声オタで3次元化に耐えられる(むしろ歓迎)派と何がどうあろうも耐えられない派があるような気がした。私は耐えられない派です。
>耐えられる派でも、キャラによって歓迎だけど、キャラによっては無理とかあるのかな? それはどちらかというと3次元化するにあたった媒体(俳優さん)の技量や相性によるのかな?
>そうか、俳優さんに寄らず、キャラそのものへの思い入れによっても変わるよなぁ。
とかやってました。意見主張がぶっれぶれ。
さーて、反省していきます。
!反省点1!
主語がでかい!
オタクすぐ主語でかくする……(おいおい)
なんてことは置いておいて、自分は「耐えられない派」と書いているのに「耐えられる派」のことを勝手に類推して書いている。
自分が「耐えられない」として判断したのは、推しの声優ライブ・好きなキャラのミュージカル・今まで見てきた実写映画を見て判断しました。よくある「キャラクターが実在した……!」って感想を抱きにくくて(キャラによっては例外はあり)、私は「実写化」「舞台化」共に合わないものだと、自分のことを判断していました。
ここで、再度の主張になりますが、私は舞台化を楽しめる方が羨ましいです!!
演じていないときにも「キャラ=演者」になるのは由々しき問題ですが、演じているときに「キャラ=演者」で見れるのは素敵なことです。あ、演者が好きすぎて「キャラを演じている演者」にしかに見えないというのも素敵なことです。
そもそもその公演・イベントを楽しめることはいいことです。楽しめなくてもいいことです。自分の感性を大事にしてください。自分の思ったことを大事にしてください。私は一切否定する気はありません。
ただ、私の経験上大体のキャラクターは無理でした。好きなキャラクターだと十中八九無理です。後述しますが、私はキャラに異常な執着を持っています。キャラが生きていると盲信して生きながらえているぐらいには執着をしています。キャラが死ねって言ったら即日死ぬぐらいには好きです。
そのキャラはさておき、執着しているから舞台を見ても楽しめなかったのは私の都合で私の場合であって、同様に執着や思い入れがあっても舞台を楽しめる人だっていると思います。
だって、声優さんにも興味がなかった私に人間に興味を持つという壁を超えたからこそ声優様を追いかけていますし、キャラを通じて演者さんを好きになる気持ちも、重々理解しているつもりではあります。キャラがどう好きで中の人(声優・俳優問わず)やその演技を好きになるかは人それぞれです。
だからこそ、この壁を越えたら多分私も2.5次元沼に行くとは思いますが、今しばらく機会がないから無理だろうなと思います。
ということで、主語がでかい上に「賛成」「反対」双方の意見について考えました。
「オマエの主張はどこだよ」ってなりますね。
!反省点2!
フォロワーさんは舞台俳優さんのファンが多いのに発言の配慮が足りない!
声オタで3次元化に耐えられる(むしろ歓迎)派と何がどうあろうも耐えられない派があるような気がした。私は耐えられない派です。
— 泡沫 (@stargaze_tear) February 5, 2019
3次元化(舞台・実写)と意図してまとめていたのもありますが、「耐えられない派」と明言しているので、「舞台を否定している」と捉えられても仕方がない。本当に軽率でした。
もう一度重ねていいますが、既存ファンとか原作とか置いてけぼりでメディアミックスぽんぽんしていく風潮は否定しているけど、「やると決まった舞台」「続編舞台」には一切何の否定意見もありません。
だって、私の感知しないくらい上の人達が決めたことであり、決まったことにあーだこーだ言うほど子供じゃありません。
勿論、好きなコンテンツが新しく舞台を行うとなったらそれだって成功してほしいです。
私は多分、色々理由があって見に行かないけど、楽しめる人には純粋に楽しんでほしい。感想書いてほしい。私はそういう感想見るのも好きです。読んでて「楽しかったんだろうなー」以外伝わらないんですけど、見るの自体は好きなんです。
チケット戦争の関係上見に行かないと決めた舞台ほど、「めっちゃ楽しかったんだろうな」とか「この作品なら私が苦手と思っている感情も払拭してくれるかもしれない」と期待します。チケット取れるか取れないかと取れたときに弾き出される誰かを考えたら見に行かないし、ライビュ見るなら映像見るのと同じだと思うので、これまた見に行かないんですけど。
私は推しのイベントがないので、声優様のイベントばっかり行ってますが、声優さんに興味のない人に「このイベント楽しそうだから行きたい」とは思わせることはできません。
そう思うと、感想記事を読んで「行きたい」と思えるような本当に素敵なコンテンツを見て、感想を書けることってすごくないですか? 本当に誰かが楽しんでるコンテンツを否定するつもりはないです。むしろ色んな意味で行けることが妬ましいくらいです。
この気持ちだけは伝わってくれれば幸いです。
!反省点3!
メディアミックスの幅をテキトーに狭めすぎた!
昨今の3次元化の流れには疑問だけど、なんでもアニメ化の流れも疑問ではある。正直アニメ会社と監督とかでアニメの出来って変わると知ったから、既にアニメ化されているやつ別の会社で再アニメ化とかしませんか?
— 泡沫 (@stargaze_tear) February 5, 2019
上記のツイートの主旨は「何でもかんでもメディアミックスするのはどうなんだ?」です。
原作を漫画もしくは小説とまとめている自覚もあります。
でも、上記の引用ツイート(からのツリー)にもあるのですが、3次元化という単語、意図して舞台化と実写化まとめた意味で使用しました。ですが、この”3次元化”って言い方が本当によくなかった。
「2.5次元舞台化と実写・ドラマ化は違うものだ」という認識はしています。
「同じくくりにしないでほしい」と指摘されたときに「ごもっともな意見だ」と思いながらも、「そういや、明確に実写化(ドラマ化含む)と2.5次元舞台化の違いをぼんやりと認識しているけど明確には知らないな」と思ったのが次の問題でした。
!反省点4!
意見を書いている最中に知的好奇心に負けた。
主題はあくまでも「軽率にじゃんじゃんメディアミックスしないでほしい」です。なのに、「実写化と映像化の違い」の話になりました。知的好奇心に負けて、話を逸らしたのは私です! 反省終わり!!!
実質Twitterは何でも呟いていい場所ではありますが、コミュニケーションを取っている場で自分勝手に動いたなと反省しています。ここで意見を述べるのか、意見を伺うのかどっちかにしていればよかったなと本当に反省しています。
話はずれて「舞台化と実写化の違い」について気になったんですけど、0の状態で「教えてください!」ってするのは良くないと思ったので「舞台化 実写化 違い」でggりました。
出てくるURLのスペニット表示を3ページぐらい流し見て、一番納得する意見がこちらでした。
2.5次元とはで調べるといくつか参考になる文章はあるんですけど、それでも実写化との違いを分かりやすく書いている信憑性のありそうなサイトは見つかりませんでした。
なお、上記サイトの舞台と映画の違いは簡単に言うと「舞台は原作に忠実」「映画は改編が入る」です。
追加で調べましたが「舞台化はコンテンツを脚本化して上演する」*1で、「実写化は2次元コンテンツをドラマ・映画化する」*2とありました。
ご指摘いただいた方にもお伺いしたところ「なるほどなぁ」と納得したんですけど、結局「舞台作品」と「映像(ドラマ・映画)作品」以上の違いってないのでしょうか?
お伺いした内容はものすごく納得はしました。でも、場を乱してまで*3、知りたかった回答ではなかったのです。
興味がないのではなく、個人的な意見として、「生きてる人間が演じている」「原作者と違う脚本家がシナリオを作る」「3次元でしかできない演出を行う」これを原作コンテンツと同じ名前で商売していることの総称として3次元化だと思っています。
— 泡沫 (@stargaze_tear) February 5, 2019
私はここの観点から見たとき、主語を大きくすると”舞台・実写に興味がない2次元ファン”から見てもわかりやすい違いが知りたかったのだと気づきました。
自分が人に説明するときに「〇〇だからだよ」って言えるように。
とはいえ、私は考えれば考えるほどにどういう回答がほしかったのかもわからないんですよね。
違うものであるということはわかります。でも、ふんわりなんとなくでしかわかりません。
舞台化は、舞台という限られた場と限られた演出装置で連続する時間の中で魅せる作品。
実写化は、カメラを使いあらゆる角度、技術、演出を撮り、繋げて作ったフィルムという作品。
だと思います。
この時点でこの2つは全く違います。作品として作り方も、客として見る側としても。
でも、”舞台・実写に興味がない2次元ファン”から見てもわかりやすい違いを言葉にしにくい! 「生きた人間が演じているんでしょ?」って言われたら「せやな!」ってなってしまう!
舞台が舞台でなければならないのはご指摘いただいた方の言葉を借りると「生の人間がリアルタイムで演じることでしか表せないので演出と演技力」を見たいからだと納得がいきます。だからCGとかカットとかそういう使える(?)技術を使わない、あえて難しい制限された場所(=舞台)で演じるのでしょう。
でも、その方曰く実写化は「実在の人間を使ったアニメに近い」とのことなんですが、何故その手法を使うのかが、今でもさっぱりわからないのです。
本当に何故実写化するんだ。なんで実写化は失敗が多いんだ? 熱量や空気を伝えたられなくても技術や多彩な演出で魅せられるだろうに。まさしく今回の某映画のように。
多分「舞台と実写の違いが明確に言語化できない」というのはそれはそれで気になるけど、「何故実写化は受け入れられないことが多く、舞台化が受け入れられることが多いのか」というのが気になる気がします。
なんであんだけ叩かれるのに実写化するのか、は本当に疑問です。大体の二次元オタ(主語がでかい)は同じこと思っていそうですけど。
でも、逆に何故舞台化するのかと言われたらなんとなくですが光が見えてきた気がします。
技術やリテイクもきかない、狭い空間で不自由な環境で、演者がどうやってその演目(2.5次元以外も含む)を魅せるのかが気になるし、期待している。そういうエンタテインメントなんだと思いました。
そしてそういう演じるプロ(俳優)が原作を、役を、キャラクターを愛して演じてくれるからこそ、その熱量やら演技が観客を魅了する。魅了される。
といったところなのかなと思いました。
これは円盤では伝わりにくい空気感だなぁ! 熱量や空気は円盤には映りませんからねえ。
さて、遠回りしてしまいましたが自分の主題に対する結論です。
>2.5次元ミュージカルに出演している役者さんに取材をすると、皆さんおっしゃるのが、まずそのキャラクターになりきること。その中で自分にしか出せないものを探していくという話を聞きます。
私は多分「その役者さんにしか出せないもの」に対して苦手意識を持っているのだと思います。キャラクターというものが存在して、すでにそこにいるのに何故「その役者さんにか出せないもの」を出してしまうのか。多分そこがきっと高確率で相容れないんだと思います。簡単に言うと同担拒否です。いや、相手のほうが舞台における公式なんですけど。
私は役者さんに「キャラクターと同一」を求めている、役者さんは「自分にしか演じることのできないキャラクター」を演じている。役者さんと解釈の一致もしくは私にキャラクターに対する執着や拘りがなかったら問題ないのでしょう。
>片岡:アニメ制作の経験から、キャラクターを原作通り正確に描くことがどれほど大事かというのはわかっていました。生身の人間が演じても「キャラクターらしく見えること」を大切にすれば原作ファンも受け入れてくれるだろうと。
全文表示 | テニミュ仕掛け人が語る「空耳」と「2.5次元」誕生 2次元×舞台×ネットはこうしてつながった : J-CASTニュース
多分私は「生身の人間が演じても「キャラクターらしく見えること」を大切にしても、受け入れられない原作ファン」なんだと思います。狭量な原作ファンなんだと思います。だから、多分最初の時点でターゲットじゃなかったんですね、納得だ!
本当にこればかりは価値観だからしょうがないし、これを受け入れてもらわなくていいから否定はしないでほしい。
狭量な原作ファンの皆様、少なくとも私も同じ気持ちです。
でも、心の広い原作ファンと争わずに互いの世界で生きていきたいですね。
あまりにも色んな人がキラキラと楽しんでいらっしゃるので踏み入れたいのに、多分一生見ることがないんだろうなと自覚しています。心広くなったら見れるんだろうなぁ。見れるようになりたいなぁ。
あー、やっぱり、私は楽しめる人がすごく羨ましい。
余談。
Q.メディアミックス否定しまくる割にはアニメだけ評価甘くない?
A.声豚兼任しているから、声優様に仕事くれるので文句言えない
Q.2.5次元舞台を劇場で見てないのに文句言うの?
A.それはしたくないけど、舞台化は本当に好きな人たちが好きな場だからこんな気持ちで足を踏み入れるのが恐れ多いし、そこそこ大金かけて楽しめなかったらどうしようって気持ちが未だに強い。
言い訳:ほいほい行けるほど暇とお金がない。あと物凄く予定が被りやすい。
Q.連れていってくれる人はいないの?
A.私の周りの舞台が好きな人はもう友達がいるので、私を沈めるつもりが一切ないことはわかってる。それ以外には2.5次元の舞台が好きという人はいない。
Q.舞台は好き?
A.出演者目当てで舞台見て絶賛見ているけど、もっと他のも見たくなるね!!! しんどいけど、今すっごい楽しい!!!