生きることは好きを形にすること

好きなものとか考えていることを形に残していく日記らしきもの。レビューも稀にする。

作品・キャラは好きだけど会社は嫌い問題

 フェスの感想を放り投げて、書きたいことやりたいことが手についていない状態です。おかしい、推しのことは今休暇中だし、声優様も月2ぐらいでしかイベントがないのに何故か休みがないぞ(?)

あとお仕事で残業が増えてきて、推しを養える反面メンタルに来ています。やっべーね、残業。残業を肯定する社会は狂っている。


それはさておき、俗にいう悪口に当たるような批判なようなそんな話です。
今回は検索除けせずに行きます。

 

 

 

最初に自分のスタンスを書くと、私はいつ公式が潰れても問題ない人だ。

私は、キャラクターが発売された時点でその世界は確立されている。
新規供給は、キャラの性質を固めるためのものであり嬉しい。
しかし、別に好きなのはキャラなので、生まれた(発売された)時点で公式とは一切関わりない個人として扱っている。

簡単に言うと、「親と子供は別人。親が死んでも子供は死なない」という考えである。

 

以上、注意書きでした。以下、本題。

 

なんとなーくネサフしていると見かける言葉がある。

「Rejet作品は好きだけど、Rejetという会社は嫌い」*1

気持ちはわかる。

 

私はディア♥ヴォーカリストを始めとしてRejet商品が大好きだ。
しかし、新参である私から見てもRejetは「売り方が下手」だと思う。要因として「告知・連絡が遅い」とか、「顧客を感情のある人間だと思っていない」(「キャラクターに対する愛情を感じない」「ミスがあまりにも多い上に、謝罪が稀にない」)とも思う。だから、遠くない未来で会社が潰れると推測している。*2

でも、私はRejetという会社を良く知らないからこれ以上はどうすることもできない。

Rejetという会社を良く知らない、の中に含まれているのは、
業績・社員数・個々人の能力・勤務状況・売り上げ・勤怠状況などといった会社の実態を指しているつもりだ。

会社の実態を知っていたらお前は社長か社員かになるとは思うのだけど、会社と呼んでいるのがどこを指しているのか私は考えたことがないから、これぐらいは知っておかないと何かを言えないと思う。正確に言うと「言うこと”だけ”」はできるけど、言うだけの行動は無意味だと判断している。

逆に言うと、きっとこれぐらい知っていれば、ミスが多発する要因やどうすれば顧客に「会社がキャラクターに愛情を持っていること」を伝えられるとは考える、というのもある。
お金が稼げないのは会社やそこに勤める社員からして最低限必要なことなので、それをクリアした上でそれ以上の業績や売り上げについて考えて、なおかつ会社にとっても顧客にとってもWIN-WINの関係を作り上げるためにも何か文句、もとい意見が言えると考えている。

 

 

 

私はよく知らないことに悪口は言いたくないと思っている。

事実の指摘ならいい。それは批判だし、個人の表現の自由だと思う。悪口も個人の表現の自由の範疇ではあるけども、正直悪口は自己紹介だと思うので、人間性をお察しする案件だと思う*3

 

 

少し話は変わるが、「Rejetが嫌い」だけではなく「Rejetって頭悪い」という言葉を見た。
疑問を抱くのだが、ここでいう”頭悪い”は”誰”を指しているのだろう。

それこそ、頭を頭首的一群の長の意味でとらえて社長を指すのだろうか。だとすると「頭悪い=社長が悪い」的な意味だとするのなら、(Rejetの代表取締役の決め方知らないけど)株主になって株主総会をすればいいのではないだろうか?

でも、Rejetに関して言うのなら社長自らが歌詞を書いて提供している以上、キャラクターの要もまた担っているので辞められると都合が悪いと思う。と、考えると代表取締役を交代するのは、Rejet作品が好きではない位置じゃないと難しいように思える。
根本的に歌詞が嫌いやコンセプト・新商品が嫌いな場合は、それはもうRejetの顧客にはなれなかったと諦めて、欲しいものだけ買えばいいと思われる。買いたくないなら買わなければいい。

 

「頭悪い=社長が悪い」的意見を置いておくとして、「頭悪い」が”誰”を指しているのかを考え直す。
「Rejetって頭悪い」と言われている内容の多くは、ブラインド商品の販売方法やミスに対してだと思われる(告知が遅いのは頭悪いとあんまり言われていないイメージ)

しかし、ブラインドに限り話をすると致し方ない部分も多くある。それは売り上げについてだ。ブラインドをすると狙いのキャラクターが出るまで買ったり、とりあえず購入個数が増える。そのため在庫も捌けやすい。しかし、ブラインドをやめると基本的に一つしか買わないという人が多数だろう。
一人当たり購入数を考えればブラインドをするのは当たり前の企業戦略だと思う(だがしかし、最初にブラインドを思い付いた人は悪魔の所業であるので本当に心から反省してほしい)。

企業戦略に文句を言えるほどに私は購入に助力していないのでこれに関しては諦めるしかない。

 

また、ブラインド商品を売るのならトレーディングスペースを、という話もあるがあくまで企業としては「トレーディングして好きなキャラをもらってほしい」ではなく「トレーディング商品を大量に購入して、在庫を空にしてほしい」のである。全キャラ作りたいけど、人気によて在庫を抱える可能性があり、その在庫を抱えないための解決策としてブラインド・ランダム・トレーディング商品なのだ。

「トレーディング商品を売るのならトレーディングスペースを準備するべき」だったらそれは”トレーディング”させる目的で作っているのだからあった方がよい。しかし、企業としては別にトレーディングしようがしなかろうがどっちでもよいのだ。むしろ、大人買いできない金銭的弱者の解決策としてトレーディングを思い付いたと言っても過言ではない。企業が積極的にトレーディングをしてほしいわけではない時点で諦めが肝心ある。

そもそも、トレーディング場所を用意していない方も悪いという考え方もあるが、トレーディングを禁止されてい場所でトレーディング始めるファンもいるので、もうどっちもどっちだろう。

スペースを作ってほしい場合は、正当な要望を具申するしかない。顧客のために動いてくれる企業ならきっとお金を出して借りてくれるに違いない。

 

 

 

さて、話は根本に戻り、作品・キャラは好きだけど会社は嫌い問題である。
会社に嫌いという感情が向き、その会社の持ち物であり商品でもある作品・キャラクターには好きという感情が向いているという話である。

実はそういう感情論は私はどっちでもいいので、今回はその中でもキャラクターは好きなのでお金を払いたいが、会社にはお金を払いたくないといった矛盾の話について書く。

 

個人的な根本的解決策は、じゃあ、キャラクターの版権を買えばいいのではないか。

軽く調べたところ、版権、もとい著作権は他人に譲渡することができる(なお、私は法律のプロではないので鵜呑みにしないこと)*4

著作権法第61条(著作権の譲渡)
  1.著作権は、その全部又は一部を譲渡することができる。
  2.著作権を譲渡する契約において、第27条又は第28条に規定する権利が譲渡の目的として特掲
    されていないときは、これらの権利は、譲渡した者に留保されてものと推定する。

著作権法第61条 - Wikibooks

企業が著作権を譲渡するのに対し、条件がどうなるかは一切わからない。

でも、それが正当な批判意見だとするのならば、ある程度の同意してくれる人が現れるだろう。そういう人を集めて、行動して、資金なりなんなりを準備して譲渡させればいいのではなかろうか。そして、再度優良企業に著作権を譲渡すればいい。ないなら自分たちでそういう企業を作ればいい。

 

それが、現実的ではないし、無理だという場合。

他人の持ち物をどう見せようが、それはその人の責任である。企業が自分の持ち物をどうしようがそれは企業の自由ではなかろうか。
もし、企業の行動を制限したいのなら筆頭株主になるしかない。株主になる方法がないなら前述のように著作権を譲渡しかない。

 

以上の理由から、批判を言うのは問題ないが、悪口を言っていい理由にはならないと考える。*5

ここでいう批判と悪口の違いとは、批判は【良いところと悪いところを見分け、どれだけの価値・価格があるかを見定めること】とある。悪口は【他人を悪く言うこと】であり、事実の見定めではない。

以上のことから、「悪く言いたい」という感情ありきでしか悪口は言えないことに注意したい。

企業へ悪口を言いたい場合、それはやっぱり企業が嫌いだからだろう。
もしただ単純に企業が嫌いなのだったら、反対活動をすればいい。だが、今話をしている「作品は好きだが、企業が嫌い」層の人は企業の販売する商品を購入するし、企業の利益に貢献している。反対活動とは真逆の行動をとっていることに他ならない。
その理由を考えると「作品やキャラクターに罪はないから」だというのが多いと考える。

これはおかしくないだろうか?

おかしいというのは「作品やキャラクターに罪はない」ということ自体ではなく、嫌いな企業の商品を購入する理由として「作品やキャラクターに罪はない」という理由を挙げている点だ。

簡潔にまとめると理由の説明として、嫌いな企業の商品を買うことの理由として関係ないからだ。「今日は晴れているか?」という質問に「からあげが食べたい」と返すレベルで関係ないと私は思っている。

「作品やキャラクターに罪はない」の意図するところは「商品がほしい(買いたい)」である。

なので、読み替えると「企業の商品を買いたくはないが、その商品は買いたい」だと考える。するとただの相反する感情論の比較なので「買いたくない」気持ちを優先するか、「買いたい」という気持ちを優先するか、ただそれだけである。「眠いけど寝たくない」ときにどっちを優先するのかと同じだ。

 

それなのにも関わらず、「買いたくない」という気持ちに我慢をつけて「買いたい」という気持ちを優先させた言い訳に「キャラクターが好きだから」という感情を利用するのはおかしくないだろうか?

キャラクターが好きで企業嫌いなら買わなければいい。生きている芸能人と違い二次元キャラクターなので、買わなきゃキャラクターに給料が入らず生活が困窮することもなければ、キャラクターが死ぬわけでもない。

買わないことで、会社が潰れた場合、キャラクターが死ぬという解釈もあるが、ここでキャラクターの死について個人的見解を述べると、キャラクターが忘れ去られることだと思っている。なので、商品購入の有無は私からすると関係ない話になる。

会社が潰れることでキャラクターが死ぬという派の場合は、それは嫌いだとしても会社にお金を払わなければならない。生きている芸能人と違い移籍するのは当人は動けないため自分たちに多大なる労力がかかる以上、その労力を惜しむのならばお金を払うしか他ない。

その場合、会社の売り上げ・業績・評価がすべてキャラクターに直結するため「会社が嫌い」といった悪感情を公の場で言うのはただのデメリットである。誰かが嫌っている以上それ相応の理由があり、わざわざ嫌われている何かに関わろう調べようお金をかけようというもの好きは滅多にいない。

 

つまり、キャラクターの死が会社が潰れるのに直結するにせよしないにせよ、「作品やキャラクターに罪はない」という理由で、嫌いな企業の商品を買う理由にはならないと私は考える。

 

 

 

総括。

「作品・キャラは好きだけど会社は嫌い」というのが私は理解ができない。

会社が嫌いな理由は各々色々あるだろうが、大体の企業がきっとお問い合わせ窓口を作っている。そこに嫌いになった理由を書いて送ればいいのではなかろうか。それをわざわざ共有したり、アングラな場所であーだこーだ言う必要性はあるのだろうか。

きっとお問い合わせをしたところでテンプレ的な返答しか来ないだろう。

何故ならば一人の要望だけだったら、お金になるとは限らないからだ。

 

企業がお金を稼ぐことを第一に動いているのは忘れてはいけない。

顧客の満足度はあくまでもお金を稼ぐのに有益なパフォーマンスだから、している企業が多いだけであり、すべての企業が顧客に満足のいく行動をとってくれるとは限らない。

何人が要望を送るという面倒くさい手間のかかる行動をとってまでその作品に興味があり、顧客であるということを示さなければならない。
ツイートするのは誰にでもできるが、問い合わせフォームを開き、文字を打ち、送信できる人は実は限られている。その人数が多ければ多いほど、企業は利益のためにその要望に向かい合ってくれるだろう。

自分の思い通りになってほしい場合は、金で殴るしかないのだから。

 

 

最後に、お問い合わせしたけどRejetさーーーーん!!!!

「ディアヴォの単独フェスまたやって」「円盤2万までなら2枚買うから次は出して」「フェス開催するとしても今回のようなクレガとチアーズにとって不平等やめて」「チケットの高額転売対応して」
Twitter動かすのならシナリオ考えて」「ツイート内容を本にまとめて売って」
「シエルを復帰させて」
ください!!!!!!!!!! よろしくお願いいたします。

Rejetお問い合わせはこちらです。
ディア♥ヴォーカリストで上記要望を送ってくれると嬉しいです。

http://rejet.jp/contact/contact.php

*1:以降、Rejet作品を好きな作品に、Rejetをその作品のメーカー・公式に読み替えてくれると助かります。この話でよく見かけるのはアイナナ・Mマス・うたプリ等の乙女系コンテンツが多いですね。

*2:Rejet関係者の方が見ていた場合、大変失礼なことを書いて申し訳ございません。しかしながら、事実として告知と連絡が遅いのは販売機会が失われるので対策したほうがいいと思うし、顧客は生きている人間なのでそこをうまく利用したほうが顧客が増えると思います。ディアヴォのシエルの復帰待っています。何卒ご一考ください。

*3:私は悪口を言う人に悪口を言うタイプの人間です。ほら、自己紹介って当たっているでしょう?

*4:必要性について議論されています。文化審議会 著作権分科会 法制問題小委員会(第6回)議事録 [資料3]

*5:好きな相手でも悪口言いたいときはあるので、そういう感情の話なら全然構わないと思います。ですが、ネットに書くと私みたいなストーカーに出会うのでお勧めはしません。(自称ネットストーカーの目線でネットストーカーに執着されない心得的なものって需要あるんだろうか)(あるのなら書いてみようかな)