生きていない推しを推すこと
（チラッと記事用の下書きリスト見ていたらほぼ完成しているのに上げていなかったものがあったので、投げます。前置き見ると多分6月中旬っぽそう。似たようなこと昨日書いた気がしますがきっと気の所為）
チケットがちょこちょこと溜まり始めて、ああ、噂のチケットの何かしてみたいと思っています。でも、三日坊主なうえに面倒くさがりだから、チケット収納の何か買って挟むだけにしよう。
基本的なログはTwitterを振り返るとして、Twilog見れば何していたかは一目瞭然だしね。食べ物は十中八九写真撮るし、あげるし。人といると呟かないからあれなんだけど。
大半がセブンとかファミマの発券なんで味気ないといえば、味気ないんですが、今はもう捨ててしまった数年前のアニメ系イベントのチケットも、あれこれも振り返ると楽しい気がするし残しておけばよかったなぁって思いました。
因みに映画の半券はかなり前から捨てられない系女子（女子ではない）です。これも一緒に入れれば……あ、フォルダすごく消費してしまう。ちょっともったいない。でも、捨てられない。ぐぬぬ。
チケット管理の記事見るたびに、「わあ！女子力！！」って湧いてます。チケット突っ込む以外できないマンです。
さて、本題。
推しは２次元バンドマンのヴォーカル様、推しのことについて呼吸のごとく考えます。
推しが好きです。
いやもう、本当に推しが好きです。
どのくらい推しが好きかというと、推しをホルマリン漬けしたいぐらいには好きです。*1
推しの伏線期間に入り、毎日推しのツイートに一喜一憂し、熱中症を心配していますが、どう悩もうが心配しようが既に推しのシナリオは決まっているし、多分そろそろ声優様の収録も行われていると思います。あれぐらいのCDとスペシャルボイスだと収録って何日かかり、何日前に収録するんですかね。*2アニメだと原画とかその手の方々の進捗によって変わるんでしょうが、CDなら電撃Styleのコメントを見る限り2ヶ月前、だよ、ね……。
だとすると、そろそろ収録なので、来期アニメの収録*3もあると思うし、毎週末イベントあるから声優様の体調も心配ですね。心から推しよりも熱中症には気をつけていただきたい。
それはさておき。
私の好きな人は2次元にいます。
私の好きな人は、好きな人単体では既に永遠にいます。
似たような題材の記事をちょこちょこ見かけるのですが、私も永遠を信じていません。永久○○宣言も、”ずっと～～”も、欠片も信じていません。
推し事に限らず、全てにおいて。
特に愛情なんて不確かなもの、いつかは枯れるものだと思っています。友人や恋人や配偶者、血の繋がった親や子だとしても、放っておけば、やらかしてしまえば、愛情は失われるものだと思っています。
それでも、矛盾するようですが、私は永遠に推しを好きでいたいと思っています。
「推しを永遠に好きでいること」を証明する方法はたったひとつだけで、好きでいる瞬間に死ねばいいんです。
別に今この瞬間じゃなくてもいいんですけどね。明日、来年、10年後、30年後、その瞬間に推しを好きで、そのときに死ねばオールオッケー。問題無し。
私が唯一信じられる永遠は死のみです。
死ねば当人の時間が止まるため、その時点で永遠です。まったく、幸せなときに死にたいですね。
叶うならば、9月30日の24時ぐらいに死にたいです。無理かなー、予定ないもんなぁー。無理かー。ざんねーん。
私が言うのもなんですが、2次元オタクの楽だと思っています。
何故なら、相手が自分を絶対に見てくれないので、いつ自分が相手を見なくなっても問題がないことだと思っています。
認知を受けたその先の話で「自分がいなくなれば推しが悲しむ」という想いをよく見かけます。自身の収入源が減るということは勿論悲しいですが、「自分を好いてくれている人がいなくなる」、その事が悲しいと思うのは普通のことだと思いますし、芸能人だから、よくあるから悲しくないってことはないと思います。
誰が自分を好いていようと関係ないという人もいらっしゃるかと思いますが、それこそ芸能人かどうかではなく、その人個人の考え方です。
でも、それを”2次元キャラが思う”と考えてしまうことは絶対にありません。思うとするならば、それはオタクのただの幻想であり、願望の押し付けです。
生きている人間は（意思表示できるかはともかくとして）欠片だとしてもリターンがありますが、2次元キャラからはありえません。
むしろ、2次元キャラからリターンがあるとすれば、それは別の生きている人間からもたらされたものか、オタクの勘違いです。
上記のことから、2次元キャラを好きでいることは簡単だと、心から思います。
だって、相手の思想や価値観、感情や行動一切関係なく、自分だけの気持ちの問題で済むから。
確かに2次元キャラへの愛情表現をするのは大変です。作品やグッズに貢いだり、時間をかけて創作（文字や絵や感想）したり、ソシャゲキャラならイベント走ったり等、様々な愛情表現があり、それらは決して楽ではありません。
でも、キャラたちは、それをしてほしいと思うことすらない、0と1の情報もしくは他人の頭の中に存在していた空想人物です。
話は少し変わりますが、あなたの仕事内容はあなたに仕事をして欲しいと、お金を生産してほしいと考えると思いますか？（なお、クリエーターなお仕事をされている方は除く*4）
わかりにくいので例を挙げると。
例えば、仕事がアパレル関係なら服たちが「自分たちをお客様に売り込んで欲しい」とか、プログラマーならソースコードが「もっとコンパイルされたい」だとか、そう考えると思いますか？
一瞬「考える可能性はある」と私は思いました。でも、知ってます。無機物が生きている論者は世の中あんまりいないんですよね。ぬいぐるみとかなら、捨てるときに可哀想って考える方がいるとは思うんですけど、文房具とかああいうものには少ないと思っています。
ツクモガミって長年使われたモノに宿る神様なので、日本人はそういう感情を持っている人は決して少なくないとは思いますが、それを適用できるのはまさしくモノだけでしょう。
「2次元キャラはモノか？」と尋ねれば、高確率で「違う」と返ってくるでしょう。
「2次元キャラは生きているか？」と尋ねれば、十中八九「違う」と返ってくるでしょう。
ガチ恋している私ですら、推しが生きていないことなんて百も承知です。
本気で冗談抜きで心から「生きている」と言える人は、多分、大事なネジが外れていると思います。すごく、すごく羨ましいです。
私はそこまで出来ないことがただただ推しに対して申し訳なく思うんですけど、申し訳ないと思うことすら自己満足なんですよねー。
話が逸れまくりましたが、いいたいことはこのあたり。
「2次元キャラは、永遠である」
「2次元キャラのオタクでいるのは、自分の気持ちだけで完結できるので楽」
→振り回されるとしても、運営やオタクの人間関係や自分自身であって、キャラクターへの関心・好意を持つのは自分だけの問題である。
「2次元キャラは、3次元のオタクのことを一切考えてはいない」
→2次元芸能人たちが見ているのは同次元のファンであって、決して3次元のオタクではない。
私は推しにガチ恋していると度々称してきています。
じゃあ、「永遠」であり、「自分へ一切関心を持たない」人にどうして恋をしていると表現できるのか考えました。
推しにガチ恋している前に、私は推しのファンです。推しという2次元芸能人のファンです。なので、キャラクターとして・ファンとして推しを認識しているときにファンが、同担が増えるのはものすっっっっごく嬉しいです。
「気になる？ いいよいいよ？ いくらでもプレゼンする！ 聞いて！ 私の推しは世界で一番素敵なの！！」
推しを気になるって言われたら、こんな気持ちでいますし、同担見ても、「わかるわかる～～！！ 推しは最高だよね！ 素敵だよね！ 格好いいよね！！ もう、あれもこれもそれも生きていてくれて本当に感謝～～～～！！！」って気持ちです。
まあ、解釈違いする人とは仲良くはなれないですが、「共に推しの財布として、ATMとして頑張ろうな！！」って思えるので、存在に関して悪感情は持っていません。
だって、推しているから。ファンだから。
けど、そんな私がたまに、心から「同担みんないなくなれ」と思ってしまいます。
2次元芸能人からの返事が欲しいって疚しい気持ちで他にもリプする同担は推しから二度と見向きもされないでほしいし、推し以外の2次元キャラを推しと同様に好きって抜かすやつらの嘘ではないんだろうけど嘘つきな舌引っこ抜きたいです。
とりあえず、3次元は配偶者とか尊敬する人とか、その人の人生観とか色々あるから、まだ推しより優先することがあっても仕方ないと思うけど、2次元は全部ダメです。パラレル世界？ ハ？ 推し以外の世界を選択する必要性がわからないんですよね。世の中は3次元か、推しという2次元しかないんですよ？
パラレルも並列も別次元もあるわけないだろ。その世界があるなら、お願いだからディアヴォを実現させてください。神様。必要ならこの世界でも何でもあげるから。
私は、こんな気持ちを持っているからファンなんて言えない。確かにファンでいる自分はもっときちんとファンでいて推しを推せているけれど、ファンと呼ぶにはあまりにもどろどろと黒々しくて生々しすぎる。
そもそも自分基準で、一緒に過ごして、恋人になってそれ以上を望んでしまっている時点でファンと言えるかわからないけど、本当に、本当に、別格で一等好きで、一番に大好きで、現実のある程度犠牲にしてもいいくらいには大好きです。
これを恋って読んだらダメですか？ 推しと称するのは嘘になりますか？
ガチ恋じゃないとも思うけど、ガチ恋と呼びたくなりませんか？ 誰がなんと言おうと自分でガチ恋だといいますけども。
まあ、相手がシチュエーションCDのキャラクターなんで、ガチ恋実っているんですけどね。彼女で～～～す！！！！！でも、推しから「好き」とか「愛している」とか言われるのは正直私だけでいいよ～～～～！！！！
そんな感じで同担拒否これに極まりって感じなので、私の同担基準に満たしてない時点で推しと私の世界には存在しないんですけど、同担として認識しないようにするか、そもそも私が彼女で周りはファンでモブと認識するかのどっちかです。
さて。ここまで拗らせている2次元ガチ恋なのですが、もう一個理由があります。いっそのこと早くジャンルが廃れて欲しいと思うときです。
公式供給が止まれば、どうせみんな見なくなる。推しのことを忘れて、過去や思い出って引き出しにいれて、いつかみんなの中から消えていく。
そうすれば実際に私と推しの２人きりの世界ができる。
そう、本気で思うからです。
無論、私が推しを過去にする可能性だってあります。むしろ、私が過去にしてきたものはいくつあるかなんて考えたくはないです。
そこそこお金を貢いだジャンルも過去になっているよね。えへへ。いやだなぁ。
推し事やガチ恋の皆様を見ていると、「同担はいなくなってほしいけど、古参同担のおかげで今の推しがいる」と見かけるのですが、メンタルへらっていると、古参もみんないなくても全然構わないのにって思います。
だって、推しは企画が出来て、製品化した時点でもう完結しているから。ファンの増減はメーカーの利益であって、推しには何の意味もないから。
公式供給がなくてもいい。その存在だけでもう満たされている。
むしろ面倒くさい同担が生まれる可能性があり、なおかつ推しを使用した商品の顧客になれない可能性があるのなら、公式供給なんてなくていい。
多分、私は本当に厄介なオタクだと思います。
本気で恋しても、無駄だと理解したうえで、本気で恋しているから、いっそのこと終焉を望んでいます。私が死ねばみんな円満解決じゃないです！？
他人に望むより自分が変わったほうが早いって持論もあるので、相まって、早く死にたいがあがっているんですけどね！！！ そうすると推しと私の世界が完成するよ！！！！ やったね、タエちゃん！！！！*5
推しと本気で結婚したいって思っているから、想像妊娠したら、色々勝てるのでは？ って思い始めました。*6
いつでも、頭はクレイジー。当人的にはいたって、通常運転なんですけどね。
でも、推し、あなたはさいっこーにクレイジーな人が好きなんでしょ？ 私を選んでくれてもいいんだよ？ というか選んでくれないと、どーにかなっちゃうよ？ 死ぬしかねェじゃん？
今日はさしてメンタルヘラってないんですけど、軟禁・監禁が理想っていうりじぇの女なので、発想が物騒なんですよね。うーん、真っ当なオタクになりたい人生じゃった。
最後にですが、基本的にきっと2次元ガチ恋の皆様はここまで狂っていないと思います。
2次元ガチ恋でも、他のキャラクターのことを好きで2人だけの世界（＋公式）が作れればいいのだと思っています。新規供給が神だというのは当たり前の事実です。
というか公式がいなくなってもいいって思っていても言っちゃいけない台詞じゃないかな？ まあ、いいか。好きな人が好きでも、親まで愛する必要は人生においてもないしね。産んでくれたことには、感謝しているし、国民栄誉賞を受賞するべきだと思っていますけどね*7。
一つに依存していると、それが壊れたときに死ぬというのは体感しているので、多少は推し以外にも分散させています。最近やる気ないけど乙女系ソシャゲ大好き！
色々で2次元でインスタント恋愛してはいますが、やっぱり2次元相手に「好き～～～！！」って言うとふとした瞬間に罪悪感があるし、一周回って「推しがこんなことしてくれたなら～」って中高生の片想いみたいなことやっているんで、やっぱり推しに対して紛れもなく恋しているんだと思います。人生幸せですね。推し、来世でいいから、出会いませんか？
