生きることは好きを形にすること

好きなものとか考えていることを形に残していく日記らしきもの。レビューも稀にする。

【「ディア❤ヴォーカリスト Xtreme」エントリーNo.2 ヨシュア】感想

大先生発売前にとは難しかったけど、どうにか間に合ったと信じたい。信じられるかどうかは自分だけが知る……なら、間に合っているね! セーフ!!
本ブログで最初にヨシュアに触れるのが、初出作品じゃなくて! 申し訳ないな! 気にしたらいつになるのかわからなくなるから、気にしないけど!!
ヨシュア自体についてのあれやこれやはきっと、Wiredで触れるので、うん……いつになるかわからないけど……。(結局気にしてる)

まあ、自分のやりたいように、書きたいものをちまちま消化していきたいな。感想もSSも考察もやりたいこといっぱいあるんだー! ゲームもしたい! 本も読みたい! 遊ぶ時間がいっぱいあればいいのに!! あっても別のことするから進まないのは知ってるけど!!

それはさておき。

 

!Attention!

さて、今回も頑張ってネタバレのない感想から書いていきます。最初は楽曲の印象とネタバレなし感想を書いてから、続きから歌詞考察とネタバレがっつり感想という構成です。

毎回書きますけど、一応ディアヴォのコンセプトがクズとか問題児のヴォーカリストなんですけど、ディアヴォにクズはいない、いいね?

あと、今回もちょっと批判的に見てます。

今回は彼女ちゃんの行動について、うーんって言ってます。別に間違ってはないと思うんですが、この感覚はメンタルをやられている人(=私こと泡沫)がヨシュアを一番に考えたときに、彼女の行動に賛同できない、という話です。
前回のレオードと比較すると割と絶賛しています。あと、ちらっとTLで感想見かけたときも基本的に絶賛されています。あとフリトでも彼女ちゃん褒め称えられているし。

ただ本当に、私”は”賛同することができませんでした。

どんなに素敵なシナリオでも、全員が満足するものはないということですね。批判してばっかりで本当に申し訳ないです。

でも、私はやっぱりディアヴォという作品が大好きです。
ディアヴォに出会えたから、今の私がここにいます。
なので、このどうしようもない感想ではありますが、自分のブログなので好きなのように書いていきたいと思います。

お付き合いいただける方がいらっしゃいましたら、何卒よろしくお願いいたします。

 

 

ネタバレ無し感想

はじめに

今回も視聴から楽しみに待っていましたが、レオードのときより驚かなかったというか順当だなと思いました。音楽知識がないので、ギターがとかメロディがとか言えないので、何とも言えないんですけど。

アメィジングは応援ソングで、Dear...はバラードかなって。

好きなんですけど、まーじで「EXiT/I am a Loser」が好みすぎたんだなって! だから、あれほどの衝撃はなかったと言うか! なんも言えねえ!!

 

アメィジング

イントロがめちゃくちゃ好き。裏拍子になるんでしょうか? あの手拍子が最高に好きです。聞いていると頑張らなきゃなって自然と思えてくる曲です。
落ち込んでいるときとか、泣き出しそうなときに聞きたい。あと試合に負けそうなときとか。勝利確定BGMみたいじゃないですか? 好きです。
聞けば聞くほど好きだなってなっていくので、多分半年後にはまた違う感想になっていそうです。

Dear...

アメィジングが応援する曲だとすると、Dear...は心に染み入る曲というか寄り添う曲。
泣きそうなときに泣いていいよって言ってくれる感じがします。初見でぶっちゃけうるっと来た。まあ、私のメンタルがへらへらだからというのもあるんですが、信長さんの歌い方がこれまた綺麗で澄んでいて、本当に素敵の一言に尽きる。
好きです。こんなにきれいな歌を届けてくれてありがとうございます。

 

曲だけでもいいから購入よろしくお願いします!

 

シチュエーションパート

ヨシュアのXtreme聞いた人って多分ほぼ今回のシナリオのあらすじが言えると思うんですけど、私の彼女ちゃんのとある行動(お察し)を目の当たりにした瞬間の感想はこれです。

「彼女ちゃん暴力的すぎない?」

本編を聞いた人にこれを伝えても納得されないでしょうし、本編を聞いてない人からすると何か暴力的行為があったと誤解されると思います。(一応)暴力的行為はないから安心してね!!

Attentionで書いた通り、私がヨシュアのことを一番に考えたときに、彼女の行動に賛同できない、という話です。例え全世界があの行為含めて彼女ちゃんに対して賛同したとしても、私はあれは暴力的行為だと認識しました。
これ以上はネタバレしかねないので、そっ閉じ!

余談ですが、色々と新情報盛りだくさんで聞いててメモを取りたい気持ちになりました!

ヨシュアというかブレチャそうだったのか、まじかよって感じです。月刊クライマックスレコードが現実世界で発売されないかなぁ!!!

なお、今回のCDはこちら!!

【キャラクターソング】カレはヴォーカリスト・CD ディア・ヴォーカリスト Xtreme エントリーNo.2 ヨシュア (CV.島﨑信長) | アニメイトオンラインショップ

島﨑信長/カレはヴォーカリスト CD 「ディア ヴォーカリスト Xtreme」 エントリーNo.2 ヨシュア CV.島﨑信長 - TOWER RECORDS ONLINE

 


Twiiterでヨシュアが不穏な動きしていたお茶地獄あったんですけど、あれ結局伏線じゃなかったんですかね(伏線だと思っているし、考察したけど)

個人的には、発売直後のユゥくんの活動停止に対しての発言がヨシュアらしいと思ったんですけど、Twitterはシナリオ準拠(=お金が発生している)ツイートと、シナリオのない(=お金の発生しない)Twitterの中の人の二次創作のツイートがあるような気がして、あんまりがっつり考えるのもなぁとも思っています。

ヨシュアに対してはいつも通りでお願いしますとか、だったのかなぁ。その手のシナリオ構成も誰がしているのか明言してもらいたいものです。

余談ですが、Xtremeのレオードのシナリオは個人名義の記載ありますが、ヨシュアのシナリオはメーカー名義なんですよね。(今までずっとメーカー名義)
それに関してもうーんって首をひねっています。うーん。結局誰が書いているんだシナリオ。
まあ、それも含めてすべては続きから。

 

 

  

ヨシュアTwitterでフラグ・伏線と呼ばれることはほぼしていないんですよね。Wierdでもなかったと噂に聞きました。

なんというかそつがないともいうんですけど、多分”嘘つき”だからじゃないかなぁって。彼女とかそういう近しい人にはバレる意識があって”バレバレな嘘”を吐いてしまうけど、抑揚や息遣いの伝わらない文章のみの場所なら(例:Twitterや全くの他人)平気でバレない嘘を吐きそう。

その嘘が自分ができないという事実を隠ぺいする(=相手を心配させない)ためであるため、いい子であることはわかるんだけどなぁ。
ヨシュアは他人を傷つける嘘は言わない。そういうイメージです。

なんだかんだヨシュアのキャラ設定というかコンセプトってエーダッシュと似ていると思うのですが、何故自分がエーダッシュのことを(頭がおかしいくらい)全力で推しているのにヨシュアのことを好きー! ぐらいで止まっているのかを考えさせられた作品でした。

あと、ヨシュアは自己嫌悪中の発言で、なおかつエーダッシュの本編知らないからしょうがないんだけど、クレガは聞いてて「むむむ」となりました! 手前勝手なことで怒ってごめんね!

 

ということで、恒例の歌詞解釈!

 

歌詞考察

アメィジング

タイトル

amazing
驚くべき、びっくりするような、すばらしい
amazingの意味・使い方 - 英和辞典 Weblio辞書

歌詞を全部見ると、「素晴らしい」が合っているような気がします。
ほぼ驚きで表現しているんですけどね。

表記が「amazing」でなく「アメィジング」なのは何か意味があるんだろうか、と思いましたが見つからない。Xtremeの表題曲はiを小さく表記するのかな、と見当違いの意見を思いつきました。モモチで裏切られる気がしてます。

1番Aメロ

朝にシャワーを浴びているときにいつも自分の存在を疑ってしまう。
色々と自分に自信を持とうと手段を考えるけど全部ダメで、諦めてシャワーを止めた。

(考察過程)

懐疑
①疑いをいだくこと。
②〘哲〙 十分な根拠がないために,判断を保留・中止している状態。
懐疑とは - Wiktionary日本語版(日本語カテゴリ) Weblio辞書

毎度起こる自己懐疑は「朝のヌルいShowerに打たれ」るときに起こると思いました。
1番Bメロで「迷うことを定め」られているので自己懐疑と合わせて、自分に自信がないことだろうと推定。
手はそのまま手段に訳してつなげました。

1番Bメロ

人間は7日間で神から生まれたけれども、そんな短い期間で作ったのだからきっとバグや不具合だらけなんだろう。
その不具合の一つとして人間は迷うことを定めづけられている。
別の人間に近づこうとすると、離れてしまって、シドロモドロになってしまう。

(考察過程)

「神様がセブンディズで、でっち上げた身体」については天地創造のことを言っているんでしょう。

天地創造 - Wikipedia

ただ、歌詞の中で自分について思考錯誤しているので、世界の話まで言及してはいないんですよね。なお、天地創造の人間の創造については
6日目 神は獣と家畜をつくり、神に似せた人をつくられた。
とあります。つまりは、1日ででっち上げられていると思ったんですが、語呂とか色々ありますよね。なので天地創造はあまり気にしないで書いています。

しどろもどろ
乱れたさま。特に話の調子や論理が整わないさま。
しどろもどろとは - 日本語表現辞典 「しどろもどろ」の意味ならWeblio辞書

1番サビ

キミはずっと暖かいと思い込んでいた。でも、キミの手に触れたときに冷たくて驚いた。でも、その冷たい手を自分の吐息で温める。今度は、僕が空すらも塗り替えてみせて、君に驚きをあげるね。
君を誰にも渡したくなくて僕だけが独占したいのに、君の笑顔は眩しくてきっと独占できないんだろうなぁ。僕は君のことを愛してる。

(考察過程)

「キミの手の冷たさを知り」とあるけど、普通人間は暖かいと言う認識がある。きっと冬空の下とか水を触ったあとなどのシチュエーションの後に手を触って、”当たり前”だとか”常識”だとかそういうのがないことを知って驚いたのだと推測しました。
「息が混ざりあう」は前述の事情から呼気をかけて温める意。
「息が混ざりあう時”まで”空を塗りかえ」とあるので、多分自分の驚きを相手にも別の形でもいいから共有したいのかと変換しました。
後半は大体文字通りだけど、「まさに 抗いたいSmile」の抗いたいのは「誰にも渡したくない」というボクの感情に対して、キミが抗おうと(意図せず)している笑顔なのかなぁと読みました。

2番Aメロ

自分の夢を言葉にできず苦しいけれど、君が怒らないようにどうにかして君に伝えたい。

(考察過程)

「言葉で説明できる夢は、そりゃ楽なんだろう」は反語だと思いました。だって、言葉で説明できる夢でも楽じゃないものあるので。
なので、きっと真意は裏読みで「言葉で説明できない夢はとても難しい」の意。
次の「とにかくもカタチにできない」のは自分の夢であって、それが言葉では説明できないと読みました。「キミが怒る」のは夢を説明できないことか、説明できないからと伝えてくれないことかは悩みましたが、自分が好きな人が夢を話してもらえないときはあいまいなものを説明できないことじゃなくて、”伝える努力をしないこと”だと思いました。でも、歌詞はボクが書いているので、きっとキミから怒られたくないのに怒られるから「キミが怒るとおり」になるんだろうと思ったので、上記解釈になりました。

2番Bメロ

夢を説明できない僕は他人と比べてどうしようもない。そんなどうしようもない僕じゃ、君に対して釣り合わなくて不安になる。
怒った君にたくさんのメッセージを送ったけれど、既読か未読かも確認することができない。

(考察過程)

自己懐疑に捕らわれている僕なので、優秀な他者と比較しては落ち込むのでしょう。
「階段」は自身がステップアップする階段、もしくは自分より上位にいる彼女へと繋がる道なんでしょうが、「崩れ落ちる」ように感じているので、不安に捕らわれます。
彼女の隣にいたくて「祈るほどのメッセ書いたけれど」、夜が明けても確認する勇気がないから、「”既読 or 未読”」もわからないんだと推測しました。

2番サビ

叫ぶことが時代遅れなんて選り好みするのはダサいから、誰にも伝えていない自分の想いを声が枯れるほど叫んだ。
君はとてもすごい人で誰にも渡したくない。
いつかそんな君の隣を歩けるような自分になりたいけれど、今はまだ難しくて、君が恋しい。

(考察過程)

「時代遅れ、選り好みするなんてダサいよ」は叫ぶことだろうなぁと思ったので、前後移動。
「ボクだけが感じてる」「誰にも渡したくない」「いつか、たどり着きたいけれど」「アイミスユー?」は全部キミの連想語だと思うとしっくりきました。
「ボクだけが感じてる」のはキミがすごいということ。
「誰にも渡したくない」「アイミスユー?」のはキミのこと。
「いつか、たどり着きたいけれど」のは、キミの隣かキミと一緒にいることができる自分自身かはわからないけど、「アイミスユー?」とあることから取りあえず寂しいことが読めるので、その意を込めました。

Cメロ

君に伝えたいことがシドロモドロでも、君がそのメッセージを読んだとしても、読んでいなかったとしても、そもそも君がいないと僕の話は先に進まないんだ。

(考察過程)

割と意訳ははさんでません。

ラスサビ

キミはずっと暖かいと思い込んでいた。でも、キミの手に触れたときに冷たくて驚いた。でも、その冷たい手を自分の吐息で温める。今度は、僕が空すらも塗り替えてみせて、君に驚きをあげるね。
君を誰にも渡したくなくて僕だけが独占したいのに、君の笑顔は眩しくてきっと独占できないんだろうなぁ。僕は君のことを愛してる。
僕にもっと驚きをチョウダイ。
その代わりと言っては何だけど、同じぐらいの驚きを君にあげるね。

(考察過程)

ほぼ1番サビと一緒。(前半は全く一緒)
1番サビでキミが自分が憧れて神格化すらしていたけど、2番を通ることで、実際はキミはボクと同じであることに気付いたんだろうなぁと。
言葉は全く一緒でも、初めて思ったことと再度思ったことの感じ方が違うように、そういう違いがあると思っています。
だからこそ、最後に「アメィジング」を送り合うことを提案するんだろうなと思いました。自分がもらうだけではなく、自分があげる側にもなる成長の物語だと思います。

 

総括(ヨシュアが歌ったアメィジングという歌について)

作詞作曲アレンジは冗談抜きで上手く行っていた模様なので、これは彼女ちゃんとの仲が順風満帆で生まれた曲だと思っています。
最初の苦悩がLAとかそのときの時代の苦痛があったけど、彼女と出会って、約束して、音楽に向き合って楽しいという一連の想いを歌にしたのかなと思いました。
彼女のことを誰よりも認めていて、すごいと思っているヨシュアが、自分の気持ちと向き合って彼女に綴ったこれからの未来を歌う歌だと思います。

才能にあふれていると言っても、ヨシュアも人間なので、歌うにはコンディションが必要だった。

苦悩が眼前にある状態じゃ歌えなかったのも仕方ないなと思いました。
彼女が好きなのは変わらない事実だけど、自分が成長しなきゃ、過去に捕らわれたままじゃアメィジングは歌えない。歌詞を考えればこそ、そう思います。
作った当初はなんとなく相互扶助で驚きを与え合うというものだったのかもしれませんが、今回の経験を通してより一層二人の距離が近づいたのではないかと思いました。
あとまじでイントロが最高に好き。こんなテンション上がる歌を思いつくなんてヨシュア才能ありすぎてスタオベ待ったなしですね!!

 

Dear...

タイトル

Dear
(形容詞)親愛な、かわいい、いとしい、いとしくて、なつかしくて、(値段が法外に)高い、高価な、高い、大事な、貴い
(名詞) 親愛な者,かわいい人; あなた,おまえ
dearの意味・使い方 - 英和辞典 Weblio辞書

ピリオド3つ重ねることで、意味深な行間を表しているけど、Dearの後に続くのは大体人物名であるからきっと省略されているのもyouとかそういう意味だと思います。
確かDearだけでも彼女を意図しているような気がして見直したら、名詞での使用方法ですね。

個人的には「Dear=オマエ」とあって、ヨシュア~~! って滾りました。現場からは以上です。

1番Aメロ

冬が近づいている街中で、待ち合わせに遅れてしまい走って向かったから息が上がっている。
街のショーウィンドウに映る自分は遅刻したせいで所在なさげで、それでもそんな僕を許してくれる君。
他の人ではなく君に歌う曲は特別で大切な優しさを込めているよ。

(考察過程)

街路樹が赤く染まるのは紅葉なので季節は秋から冬にかけて。
息が上がるのは大体走るか泣いた後だと思っているので、「所在なさげ」と後半が涙を誘う歌詞ではないので、走ったとしました。
街を走るのは大体遅刻だと思うので、所在なさげな理由も同様に。
「灯る」には火が付く的意味しかないので、「優しさがともる」は「優しさを込めたので、明かりがさす」と読んで、簡単に省略しました。

1番Bメロ

一緒に笑い合えない夜が続くとだんだん不安になる。
好きと言うだけじゃ生きていられないから、君のもとへ行きたい。

(考察過程)

割とそのまま。
ただ、1番Aメロが普通のデートだとすると唐突に不安になっている感がものすごくする。

1番サビ

視線だけで伝えていた偽らない自分を、投げ出していたけど打ち明けたい。
でも、美しい君を「好き」と伝えることで汚している気がして、自分自身が許せない。

(考察過程)

「目と目で紡いだ ありのまますべて」を「投げ出していた」し「うちあけたいよ」と読んで、「目と目で紡いだ」は視線で伝えたに意訳。アメィジングでも見え隠れしていたけど、ヨシュアの歌の”僕”は自己評価が低い。そして”君”を神格化しているように見える。なので、それに倣い、「ありのまますべて」は「偽っていない本当の自分」のことなのかなぁと思いました。
「汚してる言葉」は汚い言葉(=罵詈雑言)より、「好き」とか「愛している」とかそういう言葉なように感じました。自分が好意を伝えることで相手が汚れるように感じている。神みたいな君に好きと伝えることで人間に貶めているとかそういうニュアンス。
個人的には性的な意味でも汚すと使うことがあるので、「性的に想うことも許せない」だとすると最高だなって思っています。

2番Aメロ

人混みから外れた場所でうずくまっていても、誰もが見て見ぬふりをして声をかけることができない過去の自分を、君が悪意もなく吐いた溜息とともに声をかけてくれた痺れる甘い記憶が忘れられなくて、懐かしく思うよ。

(考察過程)

都会で人混みの路地で人がうずくまっていても大抵の人が見て見ぬふりをして声をかけないと思います。
だからこそ、声をかけてきた「痺れる甘い記憶に、とらわれている」のかなと推測しました。声をかけられたこと自体が痺れるし、彼女との初めての出会いなら甘い記憶にもなる。そしてその記憶に囚われているのも仕方ないことかなと。
ここで無邪気とは

無邪気
1 素直で悪気がないこと。いつわりや作為がないこと。また、そのさま。
2 あどけなくかわいらしいこと。また、そのさま。
3 思慮に欠けること。また、そのさま。
無邪気(むじゃき)の意味 - goo国語辞書

これはそのまま1の意味での「無邪気な ため息」と読んで、そういう「邪魔」とか「気持ち悪い」とかの悪意のない「全くしょうがないなぁ」みたいな溜息を吐いた君を思い浮かべて懐かしく思っているんだろうと推測しました。

2番Bメロ

自分の想いを伝えたつもりになっていた日々が終わって、会話がなくなってしまった。
それでも君はとても嬉しそうで、君は僕に想いを伝えてくれるのは何故なの?
もう二度と会えないのに。

(考察過程)

伝えたつもりになると思ったのは僕。会話がないのも僕が何も言えないので。
それでも嬉しそうなのは君。
ここで口移しとは

口移し
1 飲食物などを自分の口に含んでから、相手の口に直接移し入れること。
2 口頭で言い伝えること。口伝え。口授 (くじゅ) 。
口移し(くちうつし)の意味 - goo国語辞書

上記のようにあるので、よくある1の意味ではなく2の意味で取りました。
なので、僕は言えないのに、君は君の想いを口頭で伝えてくれる。それはとても嬉しいはずなのに、もう二度と会えないから、辞めてほしいと願っている。

2番サビ

僕と君を繋いでいた糸が途切れてしまって、君は今どこで何をしているのかな?
僕は君を守りたかったけど、守れなかった。そう悔みながら静かにずっとお月様を眺めていた。

(考察過程)
割とそのまま。

Cメロ

夢で見た虹の先には大好きな君が待っている。
君の元へ駆け出したいけど、力が抜けて君の元へ行けないのは何故だろう?
悲しい。

(考察過程)

割とそのまま。
2番サビで二度と会えないと言ったのにも関わらず、夢の中で会えたということで、彼女は死んでしまったのではないかと思いました。
だから、死んでいる君の元へ駆け出したいけど、彼女は死者で僕は生者である以上、めぐり合うことができなくて、君のもとへ行きたいけど行けないのが悲しいのだと思いました。

ラスサビ

視線だけで伝えていた偽らない自分を、投げ出していたけど打ち明けたい。
でも、美しい君を「好き」と伝えることで汚している気がして、自分自身が許せない。
君と一緒に君の隣で眠りたい。君の愛に包まれて眠りたい。

(考察過程)

前半は1番サビと同じですが、彼女が生きているときに伝えたいというという想いと、彼女が死んでしまってかたら伝えたいという想いは厳密にいうと違うのではないかと思います。
それでも、やっぱり彼女は神聖な人であるから好きだと思うことで汚してしまうという想いは変わらないのだと思いますが。
ラスサビの最後は死んだ彼女のもとへ行きたい的ニュアンスで読みました。

 

総括(ヨシュアが歌ったDear...という歌について)

まず気になるのはDear...めちゃくちゃひらがなが多いんですよね。アメィジングの人称表記が「ボク」と「キミ」でカタカナなのに、Dear...は「ぼく」と「きみ」。ここでアーティストナイトとそばにいてを振り返ると双方「ボク」と「キミ」となっています。
まあ、人称だけではなくいたるところがひらがななんですけどね。漢字だけでもしくはひらがなの言葉で何か意味があるのかと思ったのですが……無理ですね! 何も思いつきません! 有識者の判断を仰ぎたいと思います。

最初Dear...の歌を聞いたときはただの別れの曲かと思いました。
でも、歌詞を読みこんでいくと、どこにも相手が自分を捨てたことに対する感情や、自分が相手を捨てることの感情が読み取れなくて、単純な別れの曲ではないと理解しました。
だって、Dear...の歌詞のどこをどう読んでも互いのことが好きなんですよね。でも、「もう二度と会えない」とあって、別れてしまうんです。別れの曲なんです。
そのことから、Cメロでも言及しましたが、彼女が死んでしまう歌なのかなって思いました。

なので、Dear...自体はどうしようもない僕を救ってくれた彼女が病気になってしまって、別れを告げられる歌であり葬送曲なのだと思います。

だから最後に「ねむりたい きみのなかで ねむりたい きみのあいで」と君がいない世界で生きるより、死んでしまいたい、みたいな。

でも、ヨシュア自身の彼女はCDの聞き手であって彼女ちゃんであって死んでないはずです。それなのにヨシュアはDear...を作り上げた。

アメィジングでもそうですが、ヨシュアは彼女をあまりにも神格化しているように感じます。彼女は綺麗で美しくて神聖で、自分がそばにいることで人間に貶めてしまったすら思っているんじゃなかろうかと思うくらいに。
でも、彼女だって人間です。寒い日には手は冷たくなるし、死ぬときは必ず来る。それは変わりない事実です。
本編でも割と神格化していることが読み取れますが、もし、Wiredで自分を天才ではなく人間として扱ってくれた彼女をヨシュアなりに人間に扱おうとした結果がアメィジングとDear...なのかなと思いました。

本編で言及している通り、上手く行かなったのは歌録りだけなので歌詞とメロディは本編以前にできていたのでしょうし、Wiredで経験したことを、一緒に歩んでいこうとした結果がこの2曲なのかなぁと思いました。

Dear...の総括なのにアメィジングにも触れてしまい言いたいことがまとまらない感出てきたのでこれにて。

 

Twitter考察

シチュエーションパートに行く前にちらっとTwitter・レコーディング考察を。

まず、今回ヨシュアはレコーディングが上手く行きませんでした。
歌知識が欠片もなかったのでレコーディングについてや流れを調べました。わかりやすそうなのがこの二つ。

音楽活動完全マニュアル〜レコーディング編4 | 歌練道場♪オンライン
レコーディング作業の流れ|prime sound studio form / form THE MASTER official web site

また今回明らかになったブレチャのメンバーはヨシュア以外サポメン──サポートメンバーということで、サポメンの知識に入れておくとよいかと思われます。

正規メンバーとサポートメンバー | バンド活動初心者入門

 

レコーディングは大きく分けて「一発録り」「多重録音」の2種類のようです。

本編で「ギターのレコーディングが最後で、次はヨシュアの歌録り」とトラック3にて言ってるのでここは「多重録音」で確定です。

サポメンの演奏にヨシュアは口を出すけど、ヨシュアの歌にサポメンは口を出さない。そういう流れっぽそう。

だから度々レコーディングの際に言っている「みんな」は多分メンバーではなく、プロデューサー・ディレクター・エンジニアさんではないのかなと思いました。
なのできっと本編を考慮すると、オケ撮り終わったから歌とどう合うかの確認→本格的な歌録りの流れだったっぽい、かな?
あと「多重録音」するときもヴォーカルは最後に録るっぽいから、レコーディングが始まったばかりに順調そうなツイートしているのもきっと祖語はないはず。飄々としているヨシュアでも、歌えなくなった後でモンハンしている余裕はない、と思っています。

 

Twitterは全部貼ると大変なので要所要所ピックアップして貼ります。
気になる方はTogetterで全体確認をどうぞ。

CRのヴォーカリスト 2018/02/13-2018/02/16 - Togetter
CRのヴォーカリスト 2018/02/19-2018/02/23 - Togetter
CRのヴォーカリスト 2018/02/26-2018/03/03 - Togetter

 

2018/01/29 レコーディング開始

 2018/02/02 まだモンハンできてる(1/29のレコーディング=サポメンのレコーディング)

2018/02/09-11は休みではなく仕事。
2018/02/16に誤ってユゥくんのお茶を飲んだヨシュアが段ボールで2Lのお茶購入*1
滅多にないミスだから=初めてのボイスレコーディングでは?

2018/02/20にレオードが最近ヨシュアがおかしいと言及。(のちに考えすぎとも言ってる)
同日、外(=事務所の外)にいるのに携帯には1分で反応する。

2018/02/21  スマホ忘れ・ずっとスタジオ

 同日レコーディング本当に順調だったの?

 2018/02/22 いい日だったらしい

 2018/02/23 金曜日だと言うこと忘れていたらしい

 2018/02/26 前日にモンハンする余裕があったらしい

 2018/02/27 視聴開始

 

なので、Twitterと色々から見てヨシュアがが歌えなくなったのは、多分2/16なのかなと思ってみました。

本編からみて、
トラック3:1/19以降
トラック4:
最初の全体確認の歌(2/16)→歌えない→
(来週の歌録り=1週間後ではなく週明けの意=2/19-25までを指していた)
(2/19)週明け本番歌録り前に電話→歌録り失敗→帰宅後彼女からの電話→自傷(未遂の可能性あり)
(2/20)別日歌録り失敗→(延期決定)→帰宅後(高確率)自傷
(2/21)延期日歌録り失敗→帰宅後自傷→彼女からの電話→彼女訪問→
補足:彼女からの電話にて家にスマホ忘れた明言=ツイートと一致。
今日中に録らなきゃって言ってたからスタジオでずっと篭って歌おうとしていたのかなぁと思います。
(2/22)歌録り成功なのかなぁと思いました。
02/25にはゲームする余裕があるので、多分完全終了しているんだろうなぁと見て、トラック4は02/23-24と見た。
他の人はどう考えたのかなー! 考察見たいなー! 見つからないなー!

 

シチュエーションパート

最初に一言トラック4だけ時間がおかしい!! そこが重要なのわかるし、それだけの価値はあったけどさ!!!

03.Exciting days

タイトル訳は「わくわくするような日々」
最初からほのぼのとしたBGMで、もうヨシュア幸せいっぱいって感じで、本当に良かったと。
ギターのレコーディングって言ってるけど、これギターはヨシュアではなく別の人(サポメン)のはず。監修がヨシュアってことだよね?*2

 

多分前回から言っていたし、これからも毎回言うけどフェスの話はチケットの関係上辞めよう……?
これについて書いてたら、1記事書けることに気付いたのでそのうち書きます。ジュダからはそっち読んでって言えるようにします。
簡単に言うとCDでフェスの話をされると胃が痛いってことです。

ヨシュアがCR69Fesについて話してくれますが、オーディエンスとして観測しているCR69Fesは無印のステラワースの全巻連動特典のみです。
存じ上げない方のためにざっとあらましを伝えると、CR69Fesのプログラムと注意事項が表紙裏、本編はCR69Fesに向けての6バンドヴォーカリストの対談、裏表紙裏はパンダ社長の挨拶です。なお、無印本編・2015年頃のTwitter・無印ステラワース特典SSペーパーの内容を含んでいます。
もし、他にCR69Fesの情報ございましたら、一報いただけると嬉しいです。

閑話休題
本編の話に戻りますが、そうですね……レオードと同じくらい甘すぎません?(砂糖だばー)
甘い。めちゃくちゃ甘い。そしてかわいい。
レオードが天然の甘えっこだとすると、ヨシュアはあざとさマシマシで甘えてくる感じです。これ、絶対彼女ちゃん折れるとわかったうえで甘えてきてるでしょ? 本当に待って。逆に怒るよ!?

後これは絶対おせっせフラグじゃん。「変な場所じゃダメ絶対。我慢は頑張れ理性。ファイト理性」と言おうとしたんですが、これヨシュアの家っぽいから問題ないことに気付きました。流石青姦はしない男!(褒めてる)

そんなかわいいヨシュアにキレ散らかしながら聞いてたんですけど、電話がかかってきます。CRの男はへーきで電話を無視する。こういうクズ要素が垣間見えるところめちゃくちゃ好きです。ありがとうございます。
あとヨシュアここで押して、彼女に泊まる約束させるところ本当に卑怯じゃない?(褒めてる)
これ彼女の立場だと、電話かかっていると大事な内容かもしれないから確認してほしいし、要求飲まなきゃだと思いませんか? 行動心理学か何かないかと軽く調べたけど、当てはまるものが見つからなくてちょっと悲しいです。

まあ、事務所からの電話だったし、早急な話ではなかったからよかったんですが、ヨシュアを人を転がすのが上手だなぁって思いました。そういうところがコミュ強たる所以なのかもしれません。憧れるぜ!

 

あと、普通に思ったんですけど、場面転換唐突すぎません?
場面転換のみならず時間経過もしているし「そこはトラック分けよう?」と思ったんですけど、トラック分けるとトラックタイトル考えるコストがあるからしないんでしょうか。小説とかなら場面転換・時間経過ごとに段落というか章を区切るものだと思っているので、トラック変わったと思っていたんですけど、普通につながっててちょっと焦りました。

まあ、いちゃつくのを抜いたら5分ぐらいでXtremeの起承転結の起しているので、すごいなぁと思います。

話が逸れました。
本編こと起の内容を簡潔に言うと、前日の電話の時点で言っていたんですが、場面転換後である事務所で通告されたのはLA時代の曲をリメイクして某お菓子とタイアップということになりました。
ねえ、その音源どこー???(お目目きらきら)

願望は置いときまして、事務所でLA時代の曲の話を聞いたヨシュアの第一声が「は?」です。
この時点で違和感に気付けば、あそこまでにはならなかった気がするんですけど、どうしたCR。レオードの体調不良には即刻気づいたのにヨシュアに気付かないのは「ヨシュアなら何でもできる」みたいな慢心ですか! わかる!

まあ、返事を濁したヨシュアヨシュアですけど。やりたくないならやりたくないと言えばよかった気がするんですが、誰に気兼ねしたんでしょう。
彼女ちゃんにタイアップするって言っちゃったからですかね。それとも先方にも事務所にもバンド的にも利のあることだから、全員を落ち込ませたくなかったという配慮ですか?

ヨシュアはいい子なイメージあるんですけど、申出を断ることができないイメージもあります。どうしても物理的にできない、申出に気付いていないなら断れるんでしょうが、自分の意思でNoを突き付けに行くイメージがない。だから、場繋ぎの返事で誤魔化したのかなとも思います。

社会人の私としては、メンタル悪化案件であるとわかった時点で即刻断るのが最善だと思いました。勿論、バンドが売れるメリット等々とか考えたうえで、ですが。
でも、新曲発売も近いのですし、そこで断っても、CRの利益的には他のバンドに回せばよかっただけですし、お菓子企業も第一イメージがブレチャだっただけでブレチャじゃなければダメということもないでしょうから、ヨシュアが断ればそれで終わった話だと思うんですが、どうなんでしょうか?

それはそれとして、彼女ちゃん何気に毎日通ってるわけじゃないってのが他のヴォーカリストと比べて*3社会人カップルといった感じで内心萌えました。

あとここから信長さんの演技を褒めるターン。
「ありがと」の声がめちゃくちゃ可愛くて好き。かわいい。好き。めっちゃかわいい。
「しつこい」ってヨシュアに切り捨てられるモブになりたい。なれませんか? 営業になってから言われたい。ナンパして振られるでもいい。なんでもいい。
ヨシュアのメンタルがぐずつき始めのときなら、割と近しい人でも綺麗に騙せるんだなって思いました。嫌なことを忘れていたのか、誤魔化しているのかはわかりませんが、欠片の焦りは見えども多分疲労とかで誤魔化せるレベルだったので、正直これは気づけないなぁと思いました。そういやWiredで傷を見られたときの返答もフラットだったな。
男の子として彼氏として強がりたいんだろうけど、隠しきれるその態度が、彼女として聞いていたら気づけなさそうなことが怖かった。
気づくか気づけないかのギリギリな演技をされている信長さんにただただ拍手を送りたい。好きです。

 

04.lier

タイトル訳は「嘘つき」

大事なので再度前置き。
私はクレガです。この点の不服は本編にあまり関わりがないので小文字薄文字にしています。興味ある方のみご覧ください。
メンタルをやられている人(=私こと泡沫)がヨシュアを一番に考えたときに、彼女の行動に賛同できません。
私はディアヴォがめちゃくちゃ好きです。
前置き終了。

さーて、どうみてもフラグの全体確認するための歌うターンです。そこで気になるほどずっと飲み物飲んでたヨシュアですが、歌おうとした瞬間歌えなくなる、という問題が発生しました。
そこで歌えないではなくて、声が出しにくいと言うヨシュア
結局そのまま歌えることなく、大事を取ってこの日を終了します。

まあ、トラウマ曲を取り扱わなきゃ歌わなければならないという時点でどう考えたってメンタルに不調来しますよね。しかも、寛解してきたとはいえ(是非も置いといて)自傷者ですし。ヨシュアが歌えなくなるのもさもありなん。
というかエーダッシュも一回メンタルに不調来して歌えなかったので、ぶっちゃけ二番煎じですよねって思いました。別に不服はないです。

今回の彼女の着信は「そばにいて」です。ありがとう! 仲良くなろう!!
ふと思ったけど、彼女の着信大体カップリング曲なんですかね? 誰かが違ったから、毎回気にしなきゃと思ったんですが、私の記憶違いの可能性も出てきました。そのうち聞き直します。

さて、着信音うんぬんは置いといて、歌えなくなったら心の支えを頼りに行くのはよくある話ですね。でも、声を聞いても歌えるようにならないんでしょ! 私知ってる!!

想像通り頑張って普通を演じている異常状態のヨシュアの声を聞けるんですが、ここの演技もすごいので聞いてください。
”普通のヨシュア”を演じる”メンタルがやられているヨシュア”を演じる島崎信長さんすごくないですか? ここの「何でもないよ」の出し方、震わせ方がめちゃくちゃいいので、このときのヨシュアの気持ちやら精神状態やらを考えて聞くと楽しさ二倍になるかと思います。何が言いたいかというと島崎信長さんマジですごい。

閑話休題
本番の歌録りの日です。
結局歌えずに、帰ってから彼女の電話に気づきます。「あいつかな」ってわかってるから、不調を演技で隠します。ヨシュアはこのときの電話で「レコーディングは順調」と1つの嘘を吐きます。後に、ヨシュアの嘘については後述しますので、今はここで嘘を吐いたことのみ言及しておきます。

この時点でカッターを取り出していますが、この時自傷したかどうかはわかりません。個人的にも彼女を思い出して思いとどまってくれるとなお最高。

そして、別日、ここでレコーディングが順調に録れたら、”彼女に吐いた嘘”は”嘘”ではなく、ちょっとしたズレであって、嘘にはならなかったことでしょう。ですが、やっぱりヨシュアは歌えませんでした。だから、順調というのは完全な嘘になってしまった。

天才ヴォーカリストなのに歌えなくなってしまった(=ヴォーカリストとしての立場を見失った)こと、彼女に嘘を吐いた(=彼女に誠実でいられなくなった)こと、これが結局自傷を誘発したトリガーだと個人的には思っています。
その2つの原因がLA時代の歌だとしても、それが原因なのだとすればもっと早くから自傷行為していたと思うのです。

そして延期日も歌えなかったヨシュアは自分の立場、自分自身を追いつめていたでしょう。だから、帰宅して自傷してしまいます。なのに、その後、彼女からの電話を取ります。

Wiredのときは彼女からの電話も取らずにずっと部屋に引きこもっていたから、隠すため(言葉を悪くすると騙すため)だとしても、電話に出てくれたことに成長を感じました。
それがどんなに演技すらできない余裕のないヨシュアであっても。むしろ余裕がないと自覚していて、そんな状態で彼女に向き合いたくないだろうに電話取ったヨシュアはすごいと思いました。

(以下、クレガとしての不服)
ただ、電話を切った後に言った言葉が知らなかったとしてもちょっとクレガには癇に障りました。
「ヴォーカリストなのに歌えない。どうかしている」
今さっき二番煎じだって言ったけど、それはヨシュアは意図してない自虐とはいえ、Riotのエーダッシュも否定していると思いませんか?
違うというのなら何が違うんでしょうか。ヨシュアは知らなくてもRejetさんは知ってますよね?
同じネタは別に構いませんし、自虐も大いに結構ですが、それはキャラクターに関してなので製作者的にはそれどうなんですかねと思いました。蛇足なので、これにて終了。

 

さて、ヨシュアは嘘つきです。
トラックタイトルにある通り、嘘つきです。

嘘は「相手のための嘘」と「自分のための嘘」の2種類あると私は思っています。

この時のヨシュアの嘘は相手(=彼女)のためじゃないと思いました。
あくまで自分を守るため、自分が自分でいられるように嘘ついてる。自分が作り上げたイメージの自分でいられるように努力している。
そのための嘘だと私は思いました。

それは悪いことじゃないです。ヨシュア自身がいい子なのは当然として、ヨシュアが作り上げたイメージのヨシュアだって誰も傷つけないで心配かけないでいる素敵なヨシュアです。

でも、作り上げた自分しか見せないのって言ってしまえば浅い関係ですよね。

人間って言うのは醜いものだと思っています*4。人間は愛憎や感情、欲が混ざり混ざって汚くて醜いものだと思っています。
でも、ヨシュアのイメージするヨシュアはそういう醜いものがない天使や神みたいなものです。それ自体は全然悪くない、むしろ素敵です。
じゃあ、ヨシュア自身が天使や神かというとそうじゃないと思っています。

ヨシュアも悩み苦しみ戸惑いそれでも頑張って理想を演じているただの人間です。
なのに人間であるヨシュア自身を見せないで、作り上げたヨシュアを見せようとする嘘はどこまでも自分本位で仕方がないと思います。

ここで自傷をするヨシュアですが、自傷した後のヨシュアの声に私が感じたのは自傷してしまった罪悪感と自傷で自己を確認できたという安堵感です。そして安堵してしまった自分への嫌悪感。
彼女との約束を破って自傷してしまった自分への失望とただ「自分は大丈夫である」という強迫観念の暗示。

彼女の立場からすれば、やっぱり自傷という手段を取らずそういう汚い感情を伝えてほしかったなぁと思ったのは事実です。LAの曲の打診が来た時点で話してほしかった。それが話すことで、彼女ちゃんを傷つけることになっても、一緒にその傷を分かち合いたかったと思うのです。

さて、時間は進みまして、彼女の登場と自傷の発覚です。

曲のせいにして自分は悪くないと叫ぶヨシュアですが、多分これ振り返ってすごく落ち込む奴でしょうね!

ヨシュア自身はめちゃくちゃいい子です。
物事の善悪は理解しているし、何が悪いかも多分頭では理解しているんです。

ただ自傷痕を見られた=約束を破ったことがばれたので、言い訳したかったんだと思います。
自分は悪くない、タイアップにあの曲を使いたいといった相手が悪いと。
全部自分が悪いことはわかっていたけど、彼女に悪いことをした自分を見られたくなかった。格好いい彼氏としてのヨシュアでいるためには、他が悪いとしなければ、理想のヨシュアではいられないから。

錯乱状態ですが、落ち着けばきっとヨシュアは何が悪かったかわかると思います。まあ、隠しごとバレたら動転するよね!!

 

で、問題のシーンです。
彼女は走って、ヨシュアの静止も聞かずに自分の腕を切りつけます。
あんなに慌てて止血しなきゃと言うことはつまり(以下自粛)

正直言って、これを聞いたときヨシュアのメンタルが心配になりました。

エーダッシュの彼女は自殺企図するエーダッシュをビンタで殴るという物理暴力振るいましたが、ヨシュアの彼女はどれほど辛いかをわからせるために自分の身体を痛めつける精神的暴力を振るいました。

もうこの時点で、聞いてはいられなかったです。

メンタルボロボロのときに「あなたのせいで私はリストカットした」とかそんな態度取られたら、迷わず綺麗に自分作って、演技して、誤魔化して、傷つけてごめんねって謝って、相手を家に帰したあと死にますね。
死ななかったとしてももう一生自分を許すことができないです。フラッシュバック待ったなし。大事な人を心身ともに傷つけた自分が許せない。生きていていいとは思えません。隣にいる資格がなくなってしまう。

そもそも、みなさんなら約束破って気が動転している人に同じことします?

極論言ってしまえば、不倫がバレて気が動転して言い訳している配偶者の前で自分も不倫しますか?
もしくは自殺しないと約束した相手が自殺企図したときに、目の前で線路に飛び降りますか?

そして一言「お前に私の気持ちをわからせるためにやった」とか言いますか?

(不倫は理由とか聞きたくないんでともかく)死にたい理由を聞くのが先でしょ。なんで同じ穴の貉してるんですか。それで伝わると思ったのなら傲慢にもほどがある。
ホントこれに関しては二次元でよかったー! まだまだ書くことあるので総括にぶん投げます。この意見を見たくない人はもう読まないほうがいいかもしれません。

 

さて、それはともかく驚きの真実。

ブレチャメンバーは全員サポメン! 通りでメンバーの話をTwitterで一切しないわけだ!!

私はレオードの感想で言及した通り、風通しのいいバンドもしくはどうしようもない人たちが好きなので、ヴォーカリストたちのバンドみんな好きです。でも、まさかの全員サポメン。う、ううん、ヨシュアは好きだし、大好きだけど、ブレチャというバンドは中身がよくわからないから、推すことができないぞとなりました。

サポメンといえど、ずっと同じ人がサポメンでいてくれるという話を伺ったんですけど、ブレチャってヨシュアが日本に戻って組んだバンドになるため結成1年(ただし世界はサザエさん方式のため実年数はさっぱり)だと思うんですけど、ずっと一緒なの、かなぁ? やっとサポメンという情報が出てきたばっかりなので、多分それがわかるのも早くて来期なんでしょうが。

 

LA時代のことは、なんだろう。よくある話かなと思って何も思わなかったんですよね。

私は天才でもなければ秀才でもないから、ヨシュアの苦しみがわかりません。
それ故に「それに付いていけない」と言った元メンバーの苦悩もわかりません。

ヨシュアはコミュニケーションができる人です。なのに、最高の曲を作ったら誰もいなくなるというのは私には理解ができないのです。

だって、最高の曲を作って傍若無人に振る舞う篝火はどうにかなっているから、というのもあると思います。

私は所詮ファンです。音楽知識のまったくないファンです。
ヨシュアの気持ちの理解を放棄したわけではないですけど、どう努力しても才能を考慮した人生の話は推測も類推も憶測もできない。

ヨシュアの彼女として聞いたとしても、「どんな曲でも楽しみにしている」としか言えないし、「そばにいる」としか言えないです。

だから、LA時代のことは過去のことであって、どうしようもないことであって、何も思わなかったんだと思います。

 

05.Say good-bye to the past.

タイトル訳は「過去にさよならを告げる」

なんだかんだ最後までサポメン付き合ってくれるの優しいなぁ。まぁ、レコーディングのディレクターとかそういう可能性もあるんですけどね!
サポメンだけど、意見は聞きたいということ? それはもうサポートメンバーではなくメンバーでいいのではないかと思うんですけど、どうなんでしょうか。

問題の自傷痕。カッターで思っきりやったなら大丈夫大丈夫。痕なんて残りませんよー。
なんて思っていたんですがとあるdevilsの感想読んでいるときに納得しました。どの程度で痕が残るか把握してるんだな、ヨシュア。これは根が深い自傷経験者だわ……。他にもあるけど、多分その方の記事を読んだがよいので、私の意見ではないのでそっとじ。
(あまりにもこのdevilsさんが好きすぎて、色々込めて1記事書きます)

結局、例の曲もさくっと録り直したと聞いて思ったことは一言「はぁ〜〜〜、天才かよ〜〜〜!!!」これに尽きる。ヨシュア、本当にすごいよね。すごすぎて何がすごいかわからないんですけど。

そしてトラック4で少なかった甘さ成分を補充の回です。
その「したきがする」絶対絶対今カタカナだったろ!! 「久しぶりにシたきがする」でしょ?? 台パン待ったなし!!!
待って!! ダミヘ!! 近い!! キレそう!!! ほんと!! 近い!!! 無理!!!

甘さに耐性がない人の断末魔は以上です。

 

06.キャストトーク

n度目ですが、CR所属、バンド名、キャラ名の名乗り上げものすごくものすごく好きです。毎度してくれてありがとうございます。本当にありがとうございます。

ここでもキレ散らかしてたんですけど、総括で書きます。
あ、でも耳元で「聖母」と囁かれるのは何か来るものがありますね!!!

それはともかく、島崎信長さんの電撃でのコメントも思い出して、「なんか、あぁ、ヨシュアのこと好きなんだなぁ」と思うし、きっとヨシュアも「信長さんのこと好きなんだろうなぁ」と思いました。役とキャラが両想いなの見ていて、すごくほんわかすると思いません? 思いません?

電撃コメントはこちら

dengekionline.com

 

総括

うーん、シナリオ構成というか大筋はめっちゃよかったんですよ。というか、賛同できないとはいえ彼女ちゃんの行動もそこまで間違っているとは思っていません。

そして何より、私は”自傷”に対しては別に何も思いません。人間一回や二回やそれ以上は経験あるものじゃないんですかね。……ないのかな。

ただ、ハンムラビ法典ってあるでしょう? あれって暴力の指標だと思っているんですよ。「やられたら同じことをやり返す」って、それみんながしてしまえば無限ループだし、褒められた行為かというとそうじゃない。

暴力を受けたらそれを全部受け止めるのが正しいとは言えないけど、やり返すのも同じだけ正しいとは言えない。

私は彼女ちゃんよりヨシュアが好きだから、ヨシュアの気持ちを考えたらただただ苦しくなった。例えそれがヨシュア自身が巻き起こしたことが原因だとしても。

ヨシュアは嘘つきですが、言葉にしてくれる分、対話したらそれで理解してくれる人だと思っています。落ち着いているときに話せば、きちんと理解してくれる。彼女の言葉を咀嚼して、納得して、そして自分の気持ちを言葉にして返してくれる。CRのヴォーカリストたちの中で、一番コミュニケーションを密に取ってくれる。
だから、本当に、なんというかなぁ。「もっと他に方法あったでしょ?」ってヨシュアと彼女に怒りたいです。二人が互いを好きでいるから、それがわかるから、彼女もいい子だってわかるから、余計こんなことしてることがやるせない。

そして、大半の人の感想が「ヨシュアの彼女は聖母」が感想だということに余計居心地の悪さを覚えます。

そう思うことは悪くないです。当人の自由です。
でも、フリトで言及されたからこそ右に倣えで全員が言っているような気がして、なんか、もう、余計にもやる。

聖母って言葉で神格化して、彼女ちゃん自身を見ていない気がする。

そもそも自傷をやり返しただけじゃないか。
自分がされてすごく嫌で傷ついたことをやり返すのって精神的暴力じゃないですか?
それに気づかないことが素直に怖い。男女逆だったらただのホラーだと思うんですけどね。エーダッシュの無印にも言えることですけど。

Rejetってメンタルやられている人を扱う割にその人への対応が酷いように見えます。あれが正しいと思われるとマジでメンタルやられている人辛すぎてしんじゃう。というか、私はヨシュア本編聞いたその日に精神不良起こして寝込みました。

まあ、ディアヴォは現代日本のカテゴリでSFとか使えないし、短い時間でハッピーエンドに持っていかなきゃならないから、ある程度誤魔化す必要があるのはわかるんですけど。

 

ここまで書くと「お前の理想の対応は何なんだよ!」と思うので、自分の意見を主張すると「相手に寄る」が一番です。

とはいえ、今回のヨシュアに対してならば、自傷したこと自体について責めないで、彼氏を追いつめないようにしつつ、何故約束を破ったのかを原因追求(=次回への対策のため)しながらも、彼氏の辛いに寄り添って、彼氏の辛いを分かち合えたらいいなって思います。原因追求は辛いを分かち合えて落ち着いてからでもいい。

彼氏が落ち着いたら、約束を破られたこと(=リスカをしたこと=彼氏自身が物理的に傷ついたこと)が悲しいし辛かったと自分の想いを率直に告げて、次回しなくてもいいように対策を一緒に考えたいですね。

やっちゃったことを後悔してもしょうがないし、当人の辛いは一番辛いので否定しないで、一緒に歩いていきたい人間です。

まあ、私も実際に遭遇したら理想挙動なんでできるとは言ってないです。
実際自傷に気づいた瞬間、返す言葉は「あー、それ何で切ったの?」と獲物を確認するだけで終わるだけかもしれないです。カッターか鋏か剃刀か、はたまた彫刻刀か。

 

まあ、メンタルへらへらな人間から見るとこんな意見も出てくるよって、思っていただければ幸いです。

長らくお付き合いいただきありがとうございました。
ヨシュアと彼女が幸せになりますように!!!!!!

 

Amazonリンクは実はサムネイル用だったりします。

カレはヴォーカリスト?CD 「ディア?ヴォーカリスト Xtreme」 エントリーNo.2 ヨシュア CV.島?信長

カレはヴォーカリスト?CD 「ディア?ヴォーカリスト Xtreme」 エントリーNo.2 ヨシュア CV.島?信長

 

*1:買いに行った(https://twitter.com/joshua_brachi/status/965472912651141120)。でも、実際箱買いで、ユゥとジュダに2本、モモチ・レオードに1本で多分6本。箱も基本6本入りだから、箱購入がほぼ確定。詫びに飲み物買いに行って、箱買いになるかな?って思った。

*2:ブログ書いている順は簡単なシチュ感想→Twitter考察→シチュ鑑賞詰めのため、言ってることがよく前後します。

*3:レオードとかエーダッシュは時間が合うなら、むしろ合わなくても努力して毎日会うのが当たり前なイメージあります。モモチ・ユゥは同棲していますから言わずもがなですけど。

*4:私は性悪説派です。